パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

本田依存が心配

2014年11月15日 19時24分28秒 | サッカー
昨日のホンジュラス戦
6-0の完勝
ワールドカップメンバー10名をスタメンに
武藤だけ新戦力だったが
スタートから良い入り方をして
早いうちに吉田のヘッドの得点で気楽になったせいか
随分とテンポの良いゲームだった

遠藤が復帰してリズムが出たと言われるが
長谷部の復帰も大きい
しかし、こういう久しぶりの復帰メンバーは
復帰第一線は良いパフォーマンスのことが多い

昨日も途中で中だるみしないか
心配だったが、まずまずそれ行けの調子で行けた

それにしても本田
ちょっと疲れ気味のミランの試合とは違って
また体力が戻った感じ
そして結果も出した
しかし結果が出すぎ
これでは本田が怪我などで出場できない時
このチームは大丈夫か?
と心配してしまう

なかなか代わりとなる存在は見つからない
はやく次世代のエースを見つけなければ
香川も武藤もちょっと違う気がする
柴崎もなにか違う
もっとも経験を積んで自信が表に出るようになれば
大丈夫かもしれないが

とりあえず、アジアカップの大事な時に
本田が不在ということにならないことを願うばかりだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋は夕暮れ、ブラームス、そしてフォーレ

2014年11月12日 19時05分57秒 | 徒然なるままに
枕草子でわざわざ言われなくても
秋は夕暮れがなんとなくしっくり来るのは
日本人なら当然の感情の様に思われる

そして、この様に多くの人が秋にふさわしい音楽として
ブラームスを挙げる
クラリネット5重奏曲や4番の交響曲などは
なるほど寂寥感が秋の気分にマッチして納得できる

ところがもう一つ自分の中で秋に聴くと
ぴったりと思うのがフォーレのピアノ四重奏曲1番の第3楽章



エレジーやレクイエムも決して全力で熱くならない音楽で
秋らしいといえば言えるが、この曲のこの楽章は
自分にとっては秋、もしくは夜の音楽として最高だ

この曲も実演で聴いてみたいが
なかなかプログラムに上がらない
宗次ホールでやってもらえないかな

フォーレのピアノ5重奏曲 第1番の2楽章も
秋にピッタリと思うのは自分だけか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書と体力(本は読める時に読むのが良い)

2014年11月09日 18時39分31秒 | あれこれ考えること
読書の秋
確かに自然と本が読みたくなるような気はする
しかし、どうも読書のブレーキがかかって
勢いが出ない

こんな時ないつも軽いミステリーを読んで
勢いをつけるのが常だったが
触手が動くミステリーが見当たらない

そこで昔読んだ本を引っ張りだしてみた
ヘッセの「ガラス玉演戯」
来年にドイツ旅行を計画
ヘッセ誕生の地カルフにも行く予定なので
その予習を含めてのおさらいのつもりなのだが
何十年ぶりにページをめくると
1ページ全体に文字が隙間なく埋まっている

段落の区切りすらも見当たらない
ひと目これを見ていきなり気力が削がれそうだ
と同時に昔はよく読んだものだ
と感心したりする

もっとも内容を覚えているかと言えば
残念ながらはっきりノーと言える
ただ記憶にあるのは「シャボン玉」という詩と
象牙の塔的な主人公と世間人の会話があったことくらい
(もっとも何故その部分が記憶にあるのかは不思議だが)

とにかく、内容は覚えていなくても最後のページまで
いったのは事実

そこで思うことは、
その時に消化できようが消化不良だろうが
本を読むには体力と気力が必要ということ

本は映画のように向こうから世界を示してくれない
自らの想像力を働かせるしか無い
この作業が案外エネルギーを要するようだ
エネルギーは体力・気力に左右される
いや、体力が気力を左右する
今は体力がなくなり、目も老眼でしょぼしょぼ
細かい字はなかなかしんどい

ヘッセもドストエフスキーも全身全霊をかけて
向かわないと答えてくれないような作家(作品)
今から思えば、読んでおいてよかった
というのが正直なところ
内容は覚えていなくても、確かに何かが残った実感はある

というわけで「ガラス玉演戯」は最初から通して読むのではなく
適当にページを捲ってトライしているのだが
これが、あにはからんや、案外いける
ヘッセの含蓄ある言葉が随所に現れ
ストーリーとは関係なく楽しめる

しかし、改めて「昔の自分も大したものだ」
と誰も褒めてくれないから
自分で自分を褒めたりしている
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当に進歩しているか?

2014年11月07日 19時58分45秒 | オーディオ
便利さは確かに格段に進歩している
しかし、肝心な音はどうか?
スペック上のことではなく、実際に耳で聴いた時の印象はどうか

レコードとCD、デジタル音源の比較のこと

デジタル機器の音楽をイヤホンで聞くと、とてもいい音と感じることがある
雑音がなくて、妙に鮮明で
しかし慣れるとそれ以上に音楽に浸ることの出来ない自分がいる

思い込みなのだが、音楽は空気を震わして耳に達するもの
イヤホンのような短い距離で音の減衰が少ないものは
音楽とは少し違うような気がしている

ということで、イヤホンを通じての音の違いは
ここではこれ以上話題としないことにして
普通のスピーカーを鳴らして味わう音楽について

レコードのほうが温かい音がする
これが一般的な表現
しかし、それだけではない
音の厚みが違う
内在するエネルギーが違う
CDなどは音量を大きくすると迫力がでても
それは単に音量が大きいというだけのこと

一方レコードは演奏者に近寄るような錯覚を感じさせる

演奏の善し悪しを判断するのに
レコードとCDを聞いたら
どちらを聴いたかで随分評価は変わりそうだ

思えば、CDで感動したことは少ない
レコードは裏返す作業すら気にならないくらいに
音楽に浸ったことが何回もある
しかし、CDは、、、

冒頭に述べたように便利さは格段にCDの方が便利
この便利さが唯一の価値基準として大手を振っているのが
どうも我慢できない
人間の感性はどうなってしまったのか?
本当にこれでいいのか?
音楽と言うものに対して、本当にこの様な再現の仕方で良いのか

そんなことすら考えなくなって
単に手軽さだけに流されていく
それは本当に良いことなのだろうか?

レコード好きは単に古い物好き
ではない、本当に音楽を体感したいだけ
CDがレコードのレベルの音ならば喜んでCDの世界を認める
しかし、残念ながらそれは無理のよう

何十年前のレコード芸術と言う雑誌を読み返した
CDが出始めの頃の本で
レコードから音源がCDになって音が良くなったと
評論家が述べていた
しかし、今読むとそれは嘘だな感じる

もちろんレコードとCDの音の違いは
あの当時のほうが明瞭に聞き分けられただろう
聞いたことのない音の感覚は
いい音と感じたのもわからないでもない
また非接触の媒体のための無音(休符)の深さも
なんとなく理解できる
しかし、音楽と言う時点からすると
音楽ではなくなってしまっているような気がしてならない
何かが違う
大切な何かが欠落している

今の世の中は全てがこんな感じだ
便利だが何かが欠けている
本当は欠けてはいけないものが
そしてその欠けていることすら感じないで
今を反射神経の良さと運と度胸で生きて
世の中の無駄なもの、弱いものには関心がない

何かを感じる
感じなければ感じる人の言葉も響かない
こうしたコミュニケーションができなくなって
ますます、現在進行形の人間ばっかりが存在する様になると
どこか怖い気がしてならない

それにしても、CDの音とレコードの音の違いから
こんな話に展開するのは
ちょっと無茶苦茶だったかな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い通りに行かないスマホの契約

2014年11月04日 19時10分00秒 | あれこれ考えること
特にiPhone6を手に入れたいわけではない
しかし、もう少しでiPhone5を手にしてから2年で
割引の料金の契約が切れるから
ぼんやりと継続するよりは
各キャリアでサービス合戦が見られる新機種
の方に目を向けたのだが、、、

これがなかなか面倒くさい

まずはいま契約しているソフトバンクに
自分の契約の内容を確かめに行った

前回はドコモからの乗り換え割引と
何かの割り引きで2年間は安く抑えられたはず
これが、今度はなくなるから基本料金は上がる
ただ機種の支払いはもう終わるので月々540円(?)だったかの
支払いはなくなる
それとアップルケアも無くなる
そこでこのままの状態での月々の料金を算出してもらった

次に新機種であるiPhone6の場合を考えてみた
自分は通話はそんなに多くないのでホワイトプランすら必要なく
かけた分だけの請求の形を望んだが
そもそも、それはダメでホワイトプランは必至ということらしい

もっとややこしいのは新しいスマホ(iPhone6)になった場合は
新規契約の通話定額のパターンにならざるを得ないとか
今直ぐ手に入るなら前の料金体系は可能だが
手に入るのが遅れると新料金のパターンしか無いので
それに従ってもらうしかない、、、

ということは、いつiPhone6が入荷するかわからないので
それにソフトバンクはドコモより調達数が少ない(?)みたいで
結局、全て新しい料金パターンでしか契約は出来ないことになるようだ

少し面白くない結果なので
競争の激しいところを利用して(?)ドコモにも顔を出した

前回までのドコモポイントが若干残っていて
お帰りなさいキャンペーンに使えるらしい
それに乗り換えサービスもあるらしい
スマホの代金の割引はソフトバンクと同じ
料金体系は定額のものしか無い(そんなに話さないのに、、、)
データ通信はひと月1ギガも行かない状況(家ではWi-Fiをつかうので)

新しい機種にすると結局ソフトバンクも
ドコモも同じくらいの月々の料金になりそう

ならばどちらを選ぶか?
自分の住んでいる田舎はどうもドコモのほうが電波が安定していそうだし
父が電電公社に勤めていたこともあったので
ドコモにしようかなを傾いて
さあ依頼しようとすると
iPhone6の入荷予約をしてもらって入荷したら1週間以内に
契約してもらわなければならないとのこと

しかし、自分のソフトバンクとの契約は11月21日から12月20日までの
間にしないと違約金発生してしまう
ソフトバンクにその間に行くとして、そのくらいにドコモでiPhone6が手に入るか?
と聞くと、入荷はわからないと言う

一体どうせよというのだろう?
ソフトバンクの契約切れは決まっていて
その期間中にスマホが入るかどうかはわからないが
予約はして欲しい
早く来すぎてキャンセルはできるが
次回以降は注文の優先順位が下がってしまうおそれがある

いったいこんな状況で誰も腹を立てないのだろうか
一つ一つ聞けば分からないでもないけど
まずは料金の体系がわかりにくい
何とかサービスが多すぎて、しかも時間制限のもので
自然消滅して知らない間に値上がりしそう(?)

2年間縛りの契約
機種の代金の割引も含んでいるので
途中解約は結構な違約金が発生する

本当にわかりにくい
そして消費者ニーズにあった対応ではない
なんだか、興味が削がれてしまった

競争が激しくてサービス合戦は無条件にいいものとして
捉えられているが、その為にサービス自体の内容が
直感的にわかりにくい

もう無闇矢鱈の競争、馬鹿げた競争はやめて
もう少し何とかならないものか

話は飛んで、
日本の携帯電話の料金は高いと言われるが
その一員は電波使用料を払っているのは携帯電話会社が
メインになっているところがある

欧米は電波の入札制度があってTV局同士が電波使用料を
それなりに払わざるをえないらしい
ところが日本は民放もNHKも極めて安い電波使用料しか払っていない
民放の電波使用料を仕入額とすると、とんでもなく安い仕入れで
商売が成り立っていることになる

こうした本来もう少し手に入るはずの使用料をテレビ局に
請求しないものだから、そのつけは携帯電話会社にきて
結局は庶民が苦労することとなる

情報と権利を持ったものは
なかなかその本当の姿を見せない

いつものごとく話はあっちこっちに飛んだが
携帯電話の競争、なにか変!
と思うのは自分だけではないと思うのだが

それにしてもややこしい料金体系とサービス
一年経ったらきっと忘れている
(それが狙いだったりして)

なんだかな
競争というより人間のいやらしさを
目の当たりにしているみたいだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする