季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ひねもす羊仕事かな

2012-04-11 15:09:28 | ウールクラフト WoolCraft
お出かけが続いて、今日は雨ふりそして家にいる。
出かけたり人に会ったりいろんなものを観たりするのも好きだけど、こうやって作業に没頭する時間もとっても大切。
もう2日くらい糸を紡いでなかったらそわそわするくらい。

この緑シリーズの中で一番色が濃い青のグループ。量は少し。深くて複雑で美しい。
同じ羊からでた羊毛でも色によって紡ぐときの心境が違う。この色の時はちょっと神妙。

       

その前に双糸にした枷と一緒に。今準備しているローラグはあと一色2枷でおしまい。そしたら編み始められる。うれしい。毛刈りからやって自分で自由に遊ぶように作業してこんなに素敵な美しい糸が出来るとは思わなかった。すごい!

       

ベビーアルパカ、ゲージを取るのに試し編み。
この前の羊パレットで会った友人が来ていたセーターの模様がとても素敵でそれを聞いて教えて貰って編んでみる。そしたらこの糸がなんとヌメヌメしていた。撚りも甘くすごく滑って頼りなく編みにくい。色が濃いのも大変な要因。見えにくい。その上模様もあるから、始めはたいそう難儀でした。もう前途多難と思って泣きそうになった。
そうしたらその師匠がとてもわかりやすく手ほどきをして下さったので頑張って編むうちに慣れてきました。
このほのかな凹凸、何気ないけど実は凝ってる感じが職人ぽくって好き。

       

毛糸の袋には4号か3号針使用と書いてあったので4号で編んだんだけど、なんだか編地が薄くて頼りなげ。
それで3号でも編んでみる事にした。そうしたら慣れたのもあって随分編みやすく良い感じに編めるようになった。面白いのは4号で編んだ方は薄くて編地は硬く感じる。3号で編んだ方が分厚くて柔らかく感じる。不思議。絶対3号の方が良い。

       

慣れて編地もきれいになってきてそれを見ているとなんだか「ジェラシー」な感じに。
こんなきれいな滑らかな美しい編地を夫に?ってくらいの気持ちの良さ、美しさ。え~、勿体ない!
まあでも仕方がない。
このセーターの目的は温かく軽く長持ち。そして品格が漂うような、手作り感溢れるんじゃなくて由緒正しい感じのが作りたいので。
責任のある重い仕事を任されるようになって、どんなときにもどんな人と会っても毅然としていられるようなセーターがふさわしいと考えています。

この模様は編み物マスターから教わったので編み物見習いクラスの私にはやっぱりまだちょっと自信がない。編み目を落とすかも。
もう一つ候補があるので試し編みしてみよう。それから良く見て考えよう。
どうせ作るなら確かに一歩ずつ進む。駆け足は無駄足。
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