季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

何も作らない参加もあり &グラノーラ追加

2014-01-27 21:35:08 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

何も作らない人がいます。
「うちで寒いし行きとーないなーっと思ってたんじゃけど、ちょっと顔見たろと思って来よった。」って。来て会って少ししゃべって納得して帰って行く彼。

ヨガでほど良い疲れになってほんのりしている彼。帰ろうか、と言うので「お茶がもうすぐ入りますよ!」と言って少し引き留める。
「ハンドワークの顧問としていてくれるんやから、何も作らなくて居てもらうだけで良いんです。」と言う。(実際そう思ってます)
うちでじっとしてるより、こうやって何もなくても出て帰るってのが良い刺激と運動になるって。

ここに来るまでの連続飲酒の時の話をする彼。どうやってここに繋がったかも。
家族も仕事もなくなって、うちで一人で連続飲酒に陥ってる時のみじめさや自責の念が、思い出すだけでもものすごいんだと話す。ほんとに世界に俺一人だけやって思うねんって。「もうあそこには帰りたくないわ。そやから来るしかないねん。」
繋がって来れるようになって良かったね。って言う。ここにさえ来たら誰かいるし、何かする事あるしね。一人って事ないもんね。って。
人懐っこい彼が言うから余計重みがある。

診察と投薬だけじゃないこのクリニックの存在って彼らにとって本当に命綱にも等しいのだと思う。
その場の一部になれてうれしいなあ。

何も作らない参加の仕方もあります。それもまたよし。

一緒にどうでもいいような話をして冗談も言って、作りたいものがある人は一生懸命作って。
そんな時間が冷たくなった人生を温めているのなら良かったなあと。


おやつにって貰った、長田のういろう。有名らしい。良く知ってるのよりねっとりとしてそれでいてあっさりとしています。

       

あとはおもたせに買ったんだけど使わなくて消費期限が近いから食べて!って貰った文明堂の三笠饅頭も。
ほうじ茶を入れて食べると甘さが浸みる~。ほ~っと温かい吐息が出ます。

もちろんグングン作る人もたくさんいます。目的に向かって進む。

そうやってまた今日も夕方の温かい日差しが入る明るい部屋で一緒にすごします。
寒い暗いこの時期は体調も気分も落ち込みがち。何もできなくても来て、一緒に温かく過ごして乗り切ろう。

ハンドワークでの話の中で出て来たアーティスト「世界の終り」一人が一年に5日くらいしか元気な時がないらしい。そんな話でみんなが共感できるなあと、そんな人が出てくれることはうちらの希望やなあと。それでyoutube観てみたら今の気持ちにぴったりな歌があった。
まえに音楽チャンネルで観たけど、ちゃんと聴いてみたら良い。




帰りにKARDIに寄ってナッツとドライフルーツを買う。
この前作ったグラノーラが思わぬヒットです。毎日ごっそり無くなって行く。たくさん作ったのにもうありません。
息子から「作って!」と言われて、娘からは「一人で暮らすようになったら送って欲しいもの第1位」に入れられました。

作り方は「暮らしの手帳」2013年の6-7月号p.54にあります。
油分は太白ゴマ油で甘味がメープルシロップなので材料費はそんなに安くないけど、たいへん美味しいです。
私は朝のミューズリーに加えて、子どもたちは牛乳をかけて食べています。そのままでもポリポリ。
材料を測って準備する。混ぜてオーブンで焼きます。

       

今回はドライフルーツもいろいろ入ってるのにしたし、ナッツも何種類か入ってるのにしたので前よりもっと美味しいらしい(息子談)。

       

今までグラノーラはムソーのが一番好きで、「ここ一番」の時には買って食べていた。それでもあれは結構高いのでいつもと言う訳には行かない。でもこれだったらそれよりは安くてしかももしかしてもっと安心なのが食べれるかもしれない。

もう一つ載ってるグラノーラバーも作って欲しいと言われてるし、しばらくグラノーラ研究が続くと思う。






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