long faceは「長い顔」ということだが、「悲しそうな[陰気な]顔(つき)」のことである。これは特に口語表現というわけでなく、あらゆる状況でよく使われる。
今日のGetUpEnglishでは、またまた「アメリカ口語シリーズ」から少し外れてしまうが、この表現を紹介する。
to put [make, wear, have] a long faceで、「浮かぬ[憂鬱な]顔をする[している]」
○Practical Example
"Don't put on such a long face, Baba. What’s wrong?"
"A big project with Frank fell through at the very last minute. Anyway, thank you for your kindness, Stan."
「馬場、そんなしけた顔をするなよ。何かあったのか?」
「フランクとの大きなプロジェクトがついさっきだめになってしまったんだ。でも、スタン、ご親切に、ほんとうにありがとう」
●Extra Point
to wear a long faceで、「浮かぬ顔をしている」
◎Extra Example
"When I went in to see him, Andre talked about his difficulties."
"He wore a long face, didn’t he?"
「部屋に入ってアンドレに顔を合わせると、自分の苦境について話してくれたよ」
「浮かぬ顔をしていたんじゃないか?」
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jalopyは「おんぼろ自動車」。これは口語表現で大変よく使われる。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"Wouldn’t it be nice if I could go for a drive with a cool surfer girl."
"But you're not going to get anybody to go with you in your jalopy, Brian."
「イカしたサーファーガールとドライブできたら最高だね」
「でも、ブライアン、君のおんぼろ車には誰も乗ってくれないぜ」
wouldn’t it be nice if…の言い方は、『日めくり現代英語帳』上巻の251ページに紹介しました。ご確認ください。
●Extra Point
次のような言い方もする。
◎Extra Example
"Brian had never owned a new car."
"Yes. The first new car he bought was for his wife, but he still drove around in a secondhand jalopy."
「ブライアンは新車を持ったことがなかった」
「そう。最初に買った新車は妻にあげたが、自分はまだ中古のつかれた車で流していたよ」
この面白い表現も、まだGetUpEnglishでは紹介していなかった。
to stay putは、「そのままでいる、動かないでいる」の口語表現である。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。(アメリカ口語表現シリーズを一応再開します。)
○Practical Example
"If you get lost at Aoyama, Shousuke, stay put and give me a call from your mobile. I'll find you."
"All right and thank you very much, Yuka-san."
「祥介くん、もし青山で道に迷ったら、そこを動かないで、携帯から電話して。こっちが見つけに行くから」
「わかりました。ありがとうございます。夕香さん」
●Extra Point
次のような状況でも使われる。
◎Extra Example
"Bankers always tried to do Su-san out of control of his company, Hama-chan."
"But Su-san is always refused to stay put while they did him."
「銀行は常にスーさんが会社をコントロールできないようにしようとしたんだよ、ハマちゃん」
「でもさ、スーさんはさ、銀行がそうしようが、いつもじっとしてないよ」
『釣りバカ日誌』の映画が終了して、大変残念です。復活を祈っております。
昨日のGetUpEnglishでは、「むかつく」の意味で使われるdisgustingの用例を紹介した。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20100503
今日のGetUpEnglishでは、それと似た意味の形容詞を紹介する。
superciliousは、「人を見下す、傲慢な、横柄な」の意味で使われる。
○Practical Example
"Nagase thinks he's so superior."
"Yeah. His supercilious talk makes us mad."
「永瀬は自分がすごく優れた人間だと思っている」
「ああ。あいつの人を見下したような話し方を聞くと、ムカつくな」
●Extra Point
次のような使い方もする。
◎Extra Example
"I met a supercilious stranger on the Shinkansen."
"That’s too bad. Under such circumstances, I think it is best to pretend to be asleep."
「新幹線で不愉快な客と乗り合わせてしまったよ」
「それは気の毒に。そんなときは寝たふりをするのがいちばんだと思う」
なぜこの単語を今までGetUpEnglishで紹介しなかったのでしょうか?
これはアメリカ俗語というわけではなく、ごく普通によく使われます。
ですので、本日のGetUpEnglishは2010/04/15から再開したアメリカ俗語シリーズを一休みして、このdisgustingという表現を学習しましょう。
disgustingは「むかつく、愛想が尽きる」「とてもひどい」の意味で使われる。
○Practical Example
"Nogami's so disgusting."
"Me too. The guy's always talking down to me."
「野上はまったくムカつくやろうだ」
「おれもだ。あの野郎、いつも俺を見下して話しやがる」
to talk down toは、昨日のGetUpEnglishを参照。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20100502
●Practical Example
it’s disgusting that…の形でもよく使われる。
◎Extra Example
"It's disgusting the ridiculous airs the Red Queen gives herself!"
"But don't cross her, March Hare. She always gets hers own back. Let’s hope Alice will be back."
「赤の女王がばかばかしく気取っている様を見るのは不快だ!」
「でも、三月うさぎ、赤の女王には逆らうなよ。必ず仕返ししてくるからな。アリスが戻るのを祈ろう」
to talk downは、さまざまな意味で使われる。
今日のGetUpEnglishでは、このto talk downの使い方をいくつか学習しよう。
まずは、「……をしゃべり負かす」の意味で使われる用例を。
○Practical Example
"When he's losing a debate, Akio will try to talk you down."
" And he never listens to a thing we say."
「明雄は討論で負けそうになると、大きな声でねじ伏せようとする」
「そしてわれわれの言うことをまったく聞かない」
●Extra Point
「……に横柄に[見下したように]話す」という意味でも使われる。これはto talk down toの形で使われることが多い。
◎Extra Example
"Ueno’s attitude makes me mad."
"Exactly. The guy's always talking down to us."
「上野の態度には腹が立つ」
「確かに。あの野郎、いつも俺たちを見くだした態度で話しやがる」
☆Extra Extra Point
「……を説得して気を鎮めさせる[落ちつかせる]」という意味でもよく使われる。
これはアイルランドの3人組のThe Scriptのヒット曲Talk You Downの歌詞にも使われている。
★Extra Extra Example
"No you couldn't' be that far
So I'm driving in my car
Where I hope you are
Maybe I can talk you down
Maybe I can talk you down"
「いや、まだ君は遠くに行っていないはずだ
だからぼくは車を走らせている
君がまだ遠くに行っていないことを願いつつ
たぶん君を説得できる
ぼくは君を説得できる」
この曲、なかなかcoolです。
http://www.youtube.com/watch?v=cSlFcvcW550&feature=related
しかし、最後にこの2人はどうなったのでしょうか?
これはまさしく「金の成る木はない、もうけるのは容易ではない」の意味のことわざ表現。
Oxford Advanced Learner’s Dictionaryには、"used to tell sb not to use sth or spend money carelessly because you do not have a lot of"(お金はたくさんあるわけではないのだから、注意して使うように言うこと) と定義されている。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"Don’t waste your money, son. Money doesn’t grow on trees."
"All right, Father. I’ll economize and save money."
「むだづかいするな。金のなる木があるわけじゃない」
「父さん、わかったよ。節約して、貯金する」
●Extra Point
Money doesn’t grown on bushes.という言い方もする。その場合、次のような形で使われたりする。
◎Extra Example
"I have a sizable investment in this movie, James."
"Me, too, Tim. 8,750,000 dollars, which does not grow on bushes where I come from."
「ジェームズ、ぼくはこの映画に相当投資したよ」
「ティム、ぼくもだ。875万ドル注ぎ込んだ。ぼくが金のなる木を持っているわけではないのにね」