■祇園囃子の聴こえる季節
今年も、京都に初夏を知らせる風物詩、祇園祭の季節がやってきた。京都三大祭として葵祭り、時代祭りと並べられる祇園祭であるが、巨大な山鉾が突如出現し、山鉾巡行において動く様は見る者を圧倒する迫力である。
祇園祭に関しては京都 『祇園祭』 祇園会鉾立・鉾引き染めを見ていただくとして、本日は、昨年の写真を用いて、今年の行事日程をお伝えしたい。
七月十日から七月十四日まで山建及び鉾建で、巨大な山や鉾を組み立てる様子が、四条烏丸界隈を中心に繰り広げられる。
七月十四日から七月十六日まで、宵山。宵山とは、山鉾のライトアップのようなもので、宵山の日でなくとも、試験点灯のようなことも行われている。昨年は宵山でなくとも点灯している様子を見たが、宵山は物凄く混雑する為、通常の日の試験点灯の方が、ゆっくりと見物できたと思うのは小生だけであろうか。
七月十七日、山鉾巡行、0900時に四条烏丸を出発。同日、神幸祭。実を言うと、山鉾巡行を最後に見たのは、四年ほど前であり、当時撮影した写真が出てこない。烏丸御池駅周辺にて撮影したのだが、それ以降、行くことができなかった。今年は何とか、その様子を撮影したい。
七月二十四日、花傘巡行、還幸祭が行われる。祇園囃子とともに 京都祇園祭宵宵宵山に掲載したが、多くの観光客で賑わう。毎日、京都府警の発表をみると、あの入間基地航空祭の二倍は入っている。しかし、それだけ観るに値する壮大な祭事であり、皆さんにも一見をお薦めしたい。
HARUNA
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