■上賀茂神社の御利益として感謝
7000形パノラマカー連結八両編成が0755時に犬山遊園駅を発車して有名な犬山橋を渡るとの情報を、C.ジョニー氏に教えてもらい、KC-767撮影の翌日、このパノラマカーを撮影に木曽川へ展開した。
岐阜基地に着陸するEC-1電子戦訓練支援機。7000形多数を撮影した後、三河線で今日では貴重となった7100形と7700形を撮影しようかと話し合ったが、知立はちと遠い、ということで天候も良いことだし220円で行けるということもあり、継続は力なり!ということもあって岐阜基地に展開した。すると、EC-1が飛行しているということで正直、幸運であることに喜んだ。
次期固定翼哨戒機XP-1,初飛行から六回目の飛行試験。今回は四時間の長時間飛行を実施した。ううむ、正直、KC-767を撮影した翌日にEC-1にXP-1と撮影できるとは思わなかった。これも雷の神様ということで航空の参詣も集めるという上賀茂神社へ、先週のXP-1撮影成功のお礼参りへ赴いた御利益であろうか。感謝!またお礼参りにいかねば!。
EC-1電子戦訓練支援機が岐阜基地へ着陸する。EC-1はレーダーサイトに対して電子攻撃やチャフ散布などによって電子戦環境を形成し、実践的訓練を行うことが目的の航空機。総隊司令部飛行隊に所属し、日本(というか世界)に一機しかいない非常に稀有な航空機。1984年12月に初飛行した機体で、C-1輸送機を改造したものである。
EC-1は、その特殊な目的から様々なアンテナを機体の各所に配置しており、機首や胴体、尾部にアンテナを収容している。ちなみに、今回は川崎重工において定期整備を実施中であるが、首都圏の方からお聞きしたのだが、この際に機体形状が大きく変わるのでは、と一部でいわれていたようだ。電子戦用か、もしくは計測用のポットとおもわれるものが機首の下あたりに置かれていることがわかる。
XP-1固定翼哨戒機.1018時に離陸し着陸は1412時。実質四時間の飛行試験を実施した。今回もP-3Cを随伴機として飛行を実施。離陸したP-3Cがローパスするとともに続いてXP-1が離陸した。写真は着陸の様子。今回は比較的正面から撮影出来る位置に展開した。XP-1の正面の様子が良く判る。着陸時に滑走路をフライパスして再度進入、着陸した。
六度目の飛行試験は、前述のように四時間と非常に長時間の飛行試験。15日の記事にも書いたけど、そろそろ、引渡しなのかな、と。海上自衛隊の明日を担う翼、真新しい純白の機体に引かれた真紅のライン、機首部分などにはYS-11の香りを感じられる本機は、日本の系譜だ。
最後になりましたが、C.ジョニー様、MAD様、本日はありがとうございました。
HARUNA
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