北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

シンガポール海軍ステルスフリゲイト 『ステッドファースト』 横須賀寄港

2008-08-18 22:38:36 | 海上自衛隊 催事

■フォーミタブル級ステルスフリゲイト

 海上自衛隊横須賀基地へ、シンガポール海軍の最新鋭ステルスフリゲイトであるフォーミダブル級、ステッドファーストが日本との親善の為に現在寄航中である。

Img_2489  ステッドファーストは、第171駆逐隊指令オウ・エン・リム大佐座乗のもと、海軍中佐シー・ポーイン艦長の指揮により日本に寄港した。海上自衛隊ではホストシップとして第1護衛隊より護衛艦「むらさめ」を派遣、第1護衛隊司令の平野晃胤1佐が式典を艦上から指揮した。ステッドファーストは、満載排水量3200㌧、大胆にステルス性を考慮した上部構造物が最大の特色である。

Img_2434  8月5日付の海上自衛隊ニュースリリースによれば、ステッドファーストは、8月15日に横須賀へ入港、本日18日に日本とのスポーツ交流を行い、20日1000時に横須賀を出港するとのこと。シンガポール海軍艦艇の寄港は六年ぶり六回目にあたり、横須賀への寄港は二回目、とのこと。

Img_2439  寄港中の一般公開や、電灯艦飾、満艦飾の予定は無い、とのことだ。海上自衛隊の「むらさめ」型護衛艦やアメリカ海軍の「アーレイバーク」級ミサイル駆逐艦もステルス性を設計に大きく盛り込んだことで知られるが、本艦はステルスフリゲイトであるラファイエット級を送り出したフランスの設計ということもあり、そのステルス性は徹底しており、大半がレーダー波を特定方向に反射し秘匿性を高める角度の付いた平面により構成されているのが興味深い。
HARUNA

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