■自衛隊関連行事
能登半島地震はいまなお孤立地域や孤立が解消するものの実質的に一般車両が通行できない地域があるなど状況は深刻です。
今週末の自衛隊関連行事は行われません。また消防関連では幾つかの消防出初式が予定されていたと聞きますが、中止されているものも甥ので最新の情報に御留意下さい。自衛隊関連行事が行われない際には、基地を巡ってみては、という内容をこれまで紹介して参りましたが、現状では災害派遣が行われている最中です。先週の横須賀は平常でしたが。
災害派遣、その概況を報道や公式発表などを概括していますと、大変だなあ、の一言に尽きるのですが、一方で自衛隊関連行事などを見続けていますと、例えば、輸送艦が大きくはなったものの、数の方はどんどん減っていまして、今回の地震発生前から、一応陸上自衛隊海上輸送群は新編されると聞いていましたが、艦艇不足は不安な要素ではありました。
OH-6観測ヘリコプターは、かつては編隊飛行が名物でしたが、同時に過去の災害を見ていますと、災害派遣要請が出る前にいち早く離陸し情報収集をおこなうという常連のような航空機で、もちろん今回の震災では戦闘機の緊急発進とともに航空機の情報収集は行われているのですけれども、兎に角数が揃っていたOH-6の後継機無き全廃は不安を感じた。
声を上げなければならないのは、街宣右翼のような危機感をあおるのでも、駅前左翼のような非現実の理想論を現実に無意味に突き付けるのでもなく、もう少し、防衛力、巨額の予算が用いられると共に、国家が、非常時、こうした状況に際して国民を守るもしくは救う事が出来るリソースの存在について、もう少し国民全体で関心を持つべきでは、という。
政治を絶対的に信頼しているので不安はない、こういう自信を以て日常を過ごしている方ならば疑問を挟む事はないのでしょうが、例えばもう一つ、災害時になにかあった際に最初に離陸して情報を収集するRF-4戦術偵察機の全廃、後継機なき全廃も、もう少し疑問符を挟むべきものだったのではないかな、この危機感を共有する努力をすべきでなかったか。
RF-4偵察機については、漸く昨年RQ-4無人偵察機が配備されましたが、高解像度の極致というべき映像情報は、防衛秘密の壁を越えて被災地情報を行政として自衛隊が共有できるのか、という視点は忘れられているようなきがしますし、F-35戦闘機なども映像を撮影できる性能はありますが、偵察用ではなく日米の協定もあり一般に映像開示はできません。
自衛隊行事はアトラクションでは無い。先ずこの認識をもう少し示すべきなのかなあ、と思うのです。もちろん募集広報というものが先頭に立つのですけれども、併せて、自衛隊がどういう装備を保有しているかというものは、数を知りたければ財務省国有資産台帳、性能を知りたければ装備年鑑があるのですが、自衛隊そのものを知るのが行事なのだ、と。
政治を絶対的に信頼しているので不安はない、こういう方がどの程度いるのかはわかりませんが、政治が絶対に間違えないなんてことは有得ない、という認識をお持ちの方であれば、防衛力についてもう少し関心を以て、それを政治に反映させる努力というものを、民主主義国家なのですから思い切って一歩踏み出す勇気というものが必要なのだと考えます。
民主主義なのだから。併せて想うのは、井の中の蛙で居てはならない、という事です。それは防衛力に考えるならば、自衛隊は必要か不要か、という不毛な議論を挙げる方などは、外国の政治を絶対的に信頼しているので不安はない、そんな楽観的な方なのでしょうが、新聞の国際欄を、いやロイターやAFPやCNNにBBCの日本語版をみるだけでもいい。
自衛隊行事紹介、というかたちで毎週の行事紹介を行っていますが、今週末には確かに何も行事は行われません。ただ、巨額の税金が防衛費という形で使われていますが、同時に防衛費程、透明性と云いますか一般書籍での分析を含め情報を得られるものも少ないものですから、是非、お近くの駐屯地や基地が一般公開される際には、見学をおすすめします。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・行事予定:特になし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
能登半島地震はいまなお孤立地域や孤立が解消するものの実質的に一般車両が通行できない地域があるなど状況は深刻です。
今週末の自衛隊関連行事は行われません。また消防関連では幾つかの消防出初式が予定されていたと聞きますが、中止されているものも甥ので最新の情報に御留意下さい。自衛隊関連行事が行われない際には、基地を巡ってみては、という内容をこれまで紹介して参りましたが、現状では災害派遣が行われている最中です。先週の横須賀は平常でしたが。
災害派遣、その概況を報道や公式発表などを概括していますと、大変だなあ、の一言に尽きるのですが、一方で自衛隊関連行事などを見続けていますと、例えば、輸送艦が大きくはなったものの、数の方はどんどん減っていまして、今回の地震発生前から、一応陸上自衛隊海上輸送群は新編されると聞いていましたが、艦艇不足は不安な要素ではありました。
OH-6観測ヘリコプターは、かつては編隊飛行が名物でしたが、同時に過去の災害を見ていますと、災害派遣要請が出る前にいち早く離陸し情報収集をおこなうという常連のような航空機で、もちろん今回の震災では戦闘機の緊急発進とともに航空機の情報収集は行われているのですけれども、兎に角数が揃っていたOH-6の後継機無き全廃は不安を感じた。
声を上げなければならないのは、街宣右翼のような危機感をあおるのでも、駅前左翼のような非現実の理想論を現実に無意味に突き付けるのでもなく、もう少し、防衛力、巨額の予算が用いられると共に、国家が、非常時、こうした状況に際して国民を守るもしくは救う事が出来るリソースの存在について、もう少し国民全体で関心を持つべきでは、という。
政治を絶対的に信頼しているので不安はない、こういう自信を以て日常を過ごしている方ならば疑問を挟む事はないのでしょうが、例えばもう一つ、災害時になにかあった際に最初に離陸して情報を収集するRF-4戦術偵察機の全廃、後継機なき全廃も、もう少し疑問符を挟むべきものだったのではないかな、この危機感を共有する努力をすべきでなかったか。
RF-4偵察機については、漸く昨年RQ-4無人偵察機が配備されましたが、高解像度の極致というべき映像情報は、防衛秘密の壁を越えて被災地情報を行政として自衛隊が共有できるのか、という視点は忘れられているようなきがしますし、F-35戦闘機なども映像を撮影できる性能はありますが、偵察用ではなく日米の協定もあり一般に映像開示はできません。
自衛隊行事はアトラクションでは無い。先ずこの認識をもう少し示すべきなのかなあ、と思うのです。もちろん募集広報というものが先頭に立つのですけれども、併せて、自衛隊がどういう装備を保有しているかというものは、数を知りたければ財務省国有資産台帳、性能を知りたければ装備年鑑があるのですが、自衛隊そのものを知るのが行事なのだ、と。
政治を絶対的に信頼しているので不安はない、こういう方がどの程度いるのかはわかりませんが、政治が絶対に間違えないなんてことは有得ない、という認識をお持ちの方であれば、防衛力についてもう少し関心を以て、それを政治に反映させる努力というものを、民主主義国家なのですから思い切って一歩踏み出す勇気というものが必要なのだと考えます。
民主主義なのだから。併せて想うのは、井の中の蛙で居てはならない、という事です。それは防衛力に考えるならば、自衛隊は必要か不要か、という不毛な議論を挙げる方などは、外国の政治を絶対的に信頼しているので不安はない、そんな楽観的な方なのでしょうが、新聞の国際欄を、いやロイターやAFPやCNNにBBCの日本語版をみるだけでもいい。
自衛隊行事紹介、というかたちで毎週の行事紹介を行っていますが、今週末には確かに何も行事は行われません。ただ、巨額の税金が防衛費という形で使われていますが、同時に防衛費程、透明性と云いますか一般書籍での分析を含め情報を得られるものも少ないものですから、是非、お近くの駐屯地や基地が一般公開される際には、見学をおすすめします。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・行事予定:特になし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関