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【京都幕間旅情】伏見稲荷大社-節分,宇迦之御魂大神は五穀豊穣司り産業振興の神さま-初詣の思い出話

2024-01-25 07:01:41 | 写真
■大寒波のさなか
 世の中何が起こるかはわからないもので暖冬で防寒着が不要だと考えていたところから数日後がいま。

 大寒波襲来。驚くなかれ、節分神事の準備が行われていました僅か数日ののちに、確かこの参拝の際には冬の割には異常な暖かさだった、と記憶していまして、何しろ防寒着ではなく普通の冬物の上着で参拝したのを覚えています。高島屋で冬物をどうするか、とね。

 高島屋云々というのは、冬物が気候変動により身に着けられる期間が短くなるのではないか、と、クリアランスセールなどでも少し考えるようにはなっているのですが夏ばかりではなく、冬は確かに寒いのだ、ということを認識するような状況、やはり冬は来ている。

 伏見稲荷大社ではもともとは農耕神でありました宇迦之御魂大神にこうべを垂れて平穏を願うのですが。雪が降らなければ雪解け水は春に潤いをもたらしませんので、農耕にとっても豊作が遠のく、結局は均衡が大事、という事になるのでしょうか。こう思いつつ。

 宇迦之御魂大神。21世紀というのは進んだ時代でして今の時代は、ちょっと前か、宇迦之御魂大神がアニメに登場する時代だというのが凄い、けれども神社からは、そう難色を示す内容では無かったという事で、コラボのパネルを展示していたりしましたけれども。

 宇迦之御魂大神は産業振興の神さまということで、そしてなによりJRと京阪電車でも直ぐということもありまして初詣には大変な混雑になるといいます、ただ、ここ、初詣に参拝しました際の話題をちょっと恥ずかしいのですが、しかし面白い出来事と云いますか。

 初詣に参拝するぞと伏見稲荷大社に向かいまして、戻るにはちょっと厳しい距離まで移動してしまたのちに、財布を忘れた事に気付く。ポケットにつり銭の紙幣がちょっとあったのだけれども財布忘れているとは思わなかったので、御賽銭は中途半端な金額となった。

 初詣にしてはポケットの奥にあった小銭を賽銭箱にお納めして作法通りの参拝をしまして、そしてちょっと中途半端な年始となってしまったなあと思った後に、紙幣あるし参道でお善哉でも頂いてね、折角だし、と思い暖かい、餅は熱かった、お善哉を一つ頂きまして。

 お善哉の支払いで紙幣を出しますと、丁度釣銭が、先程の小銭の賽銭箱にお納めした金額と足すと端数が丁度いい金額になるのですね、お善哉、値段は考えず茶店にお善哉と暖簾に書かれていたので無意識に注文したものがちょうどいい端数であった、ということ。

 初詣part2、という機会を得ました。まあ偶然なのですけれども、もう一度参拝へ内拝殿へと石階段を上りまして、すると最初に、つまり初詣part1、参拝した頃とは二十分ほどの違いなのですが、凪の時間なのでしょうか、ほぼ人が居ない時間帯であったのですね。

 宇迦之御魂大神。うか様にはかなわないや、と呟きながら賽銭箱にお賽銭を奉納したわけなのですが、するとちょっと気付かない近くに所に神職の方がいらしまして、掃除していた、その最中に聞こえたのでしょうか、深々お辞儀をしていただいたわけでした。

 初詣にお財布を忘れるというのはちょっとした失敗で、ポケットに残っていた紙幣では当初思い浮かべていました様な千本あたりで豪華な寄り道ということは出来ず、まあ神社の近場焼き鳥で一杯、と方針変更になったのですけれど、その焼き鳥が妙に美味しかった。

 こういう経験がありましたのでお財布には注意するようになり、その後一度も忘れないようになり今に至ります。これ御利益という訳ではないのでしょうけれど、なんでも高望みしすぎないような程々の中で努力と研鑽をつむ事が平穏な日常を培うのでしょうか、ね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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1 コメント

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Unknown (軽トラックの稲妻)
2024-01-27 07:22:39
伏見稲荷か〜、私も何度か参拝しました。
俗化やオーバーツーリズムによる弊害が懸念される京都ですが、JR京都駅から見て南東側にある伏見稲荷や東福寺などは比較的人が少なく、穴場だなと感じました。もし外国からの旅行者に勧めるとしたらこのエリアを通って平等院鳳凰堂を見た後に奈良県各地を回ることをお勧めしますね。
今静岡県知事の碌でもない難癖で完成の遅れが懸念されるリニア中央新幹線が奈良に通じたら、人の流れも変わるかもしれませんね。
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