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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

大人の自分を育てなおす視点!(好きなコト 7/10)

2010-10-02 | 第二章「五感と体感」
 
 137億年の宇宙の歴史。40億年の生命の歴史。アフリカを発ってから約5万年の現世人類の歴史。日本人の歴史。その中を絶えることなく時間と共に紡いできた祖先の歴史。そして、生まれてから今までの約60年の歴史。

 このわずかな約60年の歴史に関して、ちょうど10年ほど≪生き甲斐の心理学≫で学んできた。

 五感や体感を通して世界を知覚し、そして成長していくわけであるが、その成長は良いにしろ悪いにしろ、両親を含めた他者からの影響が甚大である。そして、自分の経験は自分のありのままの経験というより、他者からの価値観をあたかも自分の経験のように投影された部分も大きい。

 私は、宗教的には母がカトリックであったことも大きかった。また、祖父が建築家であったこともあり、両親から建築家になることを期待された。あるいは、6歳の時に幼友達眼の前で車にひかれて亡くなった事件や、10歳の時に海水浴で溺れかけた事件もあった。さらに、7歳の時に異文化のアラスカで約1年暮らした経験もあった。こうした経験は、自分にとって、どんな経験だったのだろうか。

 それは、どうも身体にフィットする、靴はあっても、上着はだぶだぶであったり、どうもチグハグな感じであったと言えよう。他者からの価値観をあたかも自分の経験のようにとり入れてしまい、それが、どこかチグハグ感を残している。

 私が40歳台後半のある日、そんな感覚の人生が変化し出した。幼子がみずみずしい五感・体感を通して、世界を再知覚し始めたかのように、ありのままの自分で経験しなおすことが意識化されてきたのだ。自分自身を育てなおすというようなものだ。

 育てなおすには、やはり、五感と体感が重要なのだろう。腑に落ちる感覚を大切にして、世界を再構築する。

 蛇足だが、このノウハウは、幼児教育を始め教育の重要なポイントかもしれない。

好きなコト(五感・体感) 7/10

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