イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

話しやすい人、傾聴者は同じようなもの?(愛の傾聴 2/10)

2010-10-26 | 第三章「無意識の世界」
家族や学校、職場・・・人にはいろいろな場面がある。私も、いろいろな立場、場面に置かれた経験もある。

 そんな中で、この人なら、自分のことを打ち明けられる。そんな人もいれば、そうでない人も当然いる。勿論、同じ人でも、時と場所など状況が変われば、それも変わるかもしれない。

 自分との利害関係、親子関係、上司部下の関係などいろいろあり、それに応じて、いくら話しやすいとはいえ、話しにくいテーマもあることも事実である。

 とはいえ、話しやすい人はいる。何故話しやすいか。時間がある時に、自分のケースをじっくり考えてみると良い。同志とかサークルの仲間とか、自分と共有するなにかを持っていることもある。その方が、優しいとか、何か話をするうえで、自分を促してくれるような能力とかを持っていることもあるだろう。

 何か、魂と魂の交流といった、とても深いところで通じているようなケースもあるかもしれない。

 さて、傾聴とは何だろうか。傾聴は、話しやすい何かを実際に努力して行うものである。実際にやってみると、普段と違う集中の仕方をするので、結構疲れる。50分が限界とも言われる。

 一般に次の5点が傾聴をするうえで重要なこととされている。

 無防備、共感性、受容性、間、理解力、熱意

 話しやすい人と、傾聴するひとは似ているようで、ちょっと違う気もしませんか?そうです。傾聴をする人は確かにちょっと違うのです。それは、ひょっとしたら無意識の領域にある、自分の問題の回答を引き出すことに関係しているからかもしれません。

愛の傾聴者 2/10

人気blogランキングへ・・1クリック応援お願いします!感謝しています!!! 


陽寳劔、陰寳劔を埋めたのは?本人だけが真の回答をもっている!(愛の傾聴 1/10)

2010-10-26 | 第三章「無意識の世界」
陽寳劔、陰寳劔の話でワクワクしている。光明皇后が聖武天皇の陰陽の太刀を埋めたとの報道もある。謀略や感染症が猛威をふるい、怨霊におののく時代だ。大仏も凄い財をかけたものだが、宝剣ですら不安解消のために埋めてしまったのかもしれない。誰が何で埋めたのか?きっと、その謎を解明しようと、これからも研究が重ねられるだろう。歴史の真実に迫る。それは、大切なことだと思う。

 ただ、生身の人間が、このように(光明皇后みたいに)疑問を投げかけられ、勝手に解釈され断定されるのは辛い。特に間違った解釈であれば悲惨ですらある。誰でも経験するかもしれないが、濡れ衣を着せられることは辛い。犯人に仕立てられ、こちらの弁明も聞き入れてもらえないことは実に辛い(最近、こういうムードが強い世の中になってきているので心配)。

 自分だけの成育史、性格、感情、思考、行動・・・そんな基本的なことを、何も知らない貴方に、ああだこうだと言われたくない!そう叫びたくなる。

 濡れ衣は、極端な例かもしれないが、私の場合、微妙な自己事例も知っている。小学校1年の時、幼馴染が登校中に目の前で交通事故にあい、しばらくして亡くなる悲しい出来事があった。当時は、スクールカウンセラーもなく、こころのケアに関しても一般に関心は低かった(交通事故が交通戦争といわれるほど多発した乱暴な時代であった)。そして、まわりの人達は充分優しかったが(濡れ衣などを着せない)、当時の私の悲しい感情を、残念ながらきちっと傾聴してもらえなかった。そして、その悪い影響(車が嫌いになるなど)は、40-50年も続いたのだ。

 真の回答は本人だけがもっている(無意識の世界に隠れている)。そして、まわりは支援者に成りえても、真の回答者にはなれない。

 さて支援者?これがとても大きい存在なのだ。愛の傾聴をすることで、本人がなかなか意識化できないことが、ひょっこり現れ、自力で問題解決を可能とする。子供でも大人でも、この基本スタイルは同じだ。良き愛の傾聴者になること。これから少し勉強しませんか?

愛の傾聴者 1/10

人気blogランキングへ・・1クリック応援お願いします!感謝しています!!!