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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

奈良のお勉強は楽しい!(五感を豊かに 8/10)

2010-10-13 | 第二章「五感と体感」
 10年前に≪生き甲斐の心理学≫で心理療法やカウンセリングを勉強し始めた時、まさか奈良の勉強をするとは思っていなかった。

 今年は平城京遷都1300年。いろいろな催しもあり盛り上がっている。奈良を勉強し始めて気がつくのは、6-7世紀から10世紀ごろまでに、日本の基本的な国家の基盤が作られたこと。そして、その恩恵を今尚、日々受けているということがある。
 
 例えば日本人は公の場では年号を例えば、平成二十二年のように使うが、年号の使用は701年の大宝律令の時からほぼ始ったようである。持統天皇の晩年の時代である。

 日本人の心というか、文化も奈良時代に原型が明確にされたようだ。古事記や日本書紀、万葉集・・・
アフリカ大陸から現世人類が、5-6年前に世界に散らばって行ったということは、遺伝子の研究などで、今では常識となっているが、ユーラシア大陸の東の突端(今は海で隔てられているが)に、それこそ生物多様性のスポットに文化が本格的に花開いたのだ。

 私の机の周りは、最近は奈良関係の本ばかりである。歴史の本もあるが、小説も結構多い。マンガもある。心理学での他者分析の勉強もあり、人物研究は大切なのだ。

 持統天皇、天智天皇、天武天皇、藤原不比等、・・・・

 人物研究の材料は、生き甲斐の心理学で学んだ智恵である。ストレス曲線などの感情。こころの状態を表すプロセススケール。現状吟味力、フロイトの14の防衛機制、アイデンティティの統合、自己実現の問題、思考・感情・行動の状態・・・勿論、性格形成論や病理論も重要。

 現代の心理療法の智恵がそのまま古代の人にも使えるのが不思議である。日本人の五感と体感をもっているからかもしれない。それに、同じ日本に住んでいる。

五感を豊かに 8/10

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