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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

好きな色、好きな風景を大切に!(五感を豊かに 1/10)

2010-10-06 | 第二章「五感と体感」
 6-7年前であっただろか。U先生の勉強会でシャガールの絵画を使った絵画鑑賞療法の勉強をしたころから、自分の好きな色を意識するようになった。好き嫌いは人の原初感情として大切なのであるが、それまでの人生では、どうもそれほど大切にしていなかったようである。サラリーマン時代など、そんなことは考えたこともなかった。
 
 私はシャガールの同じ絵画を何回も見るうちに、黄色という色が気になった。振り返ってみると、幼いころの絵は忘れてしまったが、小学校に入ったころから絵を書く時黄色を多用したことを思い出した。黄色といってもレモン色というのだろうか、透明感のある色が好きである。反対に同じ黄色であるが、微妙にくすんだ色は暗い感情をおこす。

 どうも、こころの深層で幾つかの出来事が、色の記憶と結びついているようである。それが、自分の色の好みと繋がっているようだ。7歳の時に両親とアラスカで暮らした黄色いペンキで塗られた家を思い出した。また、同じアラスカで雨の日に母が学校に届けてくれたレインコートの黄色を思い出した。どちらも、自分を守り元気にしてくれる。

 さて、そんな自分を元気にしてくれる好きな色を身近に置いていると、どうも心が安定するようである。私の場合はパソコンの壁紙を好きなレモン色にしている。

 自分の好きな色、自分な好きな風景、自分の好きな・・・を意識化することは、自分の感情を大事にすることでもあるようだ。そして、自ずと思考・行動にも良い影響を与えてくれるように思えてならない。

 因みに、海の写真は毎月一回行く、腰越海岸である。毎月同じ場所で、同じ風景(勿論光の加減など違うのであるが)をのんびり眺める。どういう訳か好きな風景である。また、ブルーも好きな色である。アラスカで初めて見た氷山の色なのだろうか。

五感を豊かに 1/10

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(腰越周辺にはトンビが沢山飛んでいる、食べ物を盗られないように!)