イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

五感で感じるホンモノの感情は皆大切!(五感を豊かに 5/10)

2010-10-10 | 第二章「五感と体感」
 五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)をとおして感じる様々な感情。湧きあがる感情。時には、心臓の鼓動のように瞬間に現れ消える、微かな本物の感情。それに対して、思考をこねくり回して浮かんでくる偽物の感情もあるようである。

 先日行った福島。五感から来るポジティブな感情。美しい景色、植物、心地よい水の音、温泉、美味しい食事・・・自分の好きな音楽、香り高い紅茶から浮かぶ素敵な感情。写真は磐梯山近くの夕焼。運転中で、一枚しか撮れなかったのが残念であった。

 一方、飯盛山や戊辰戦争の戦いの跡で感じた悲痛な感情もあった。これらのネガティブな感情は内戦というものの恐ろしさを教えてくれたようだ。

 小旅行ではあったが、感情の流れが心地よかった。

 さて、孫娘の肉声は、まだ言葉にならないが、豊かな感情のながれを感じさせる。孫娘ばかりでなく、幼児の多くは、感情を肉声に乗せる。また、顔の表情も実に豊かである。人の感情は本当に素直なことが良くわかる。

 ただ、こうした身近な感情にどう対応するか。あるいは、どう自分の感情を捉えるかは意外にも、誰も教えてくれない。特に、次の感情についてのエッセンスはどうだろう。≪感情を把握する。どんな感情でも倫理道徳を越えて、いったん感じること。これは、豊かな人生を送る上で、真善美を識別するうえで極めて大切≫

 この重要なエッセンスを教えてくれるたのは学校教育でもなく、家庭教育でもなく、企業内教育でもなかった。生き甲斐の心理学で初めて知ったのだ。

 ポジティブな感情は誰でも心地よいが、ネガティブな感情も、人生の中で本当に役立つ。変な例かもしれないが、微かな嫉妬の感情で自分の進む道が決まったこともある。恐怖心から行動を起こし、家族の危機を免れたこともある。若いころは、お客さんの電話での会話での不安から行動をおこし、商談を成功させたこともある。英語の劣等感から、下手なりに毎日勉強をはじめ、実力を向上させたことも。

 そして、何よりも、人生に必要な深い気付きのきっかけを与えてくれる。

 ネガティブな感情もまた、神秘的なまでに素敵なプレゼントだと思う。

五感を豊かに 5/10

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