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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

目線を合わせて、こころを通わす!(愛の傾聴4/10)

2010-11-03 | 第三章「無意識の世界」
 カウンセラーとクライアントの関係の中で、本物の回答を持っているのはクライアントなのである。心の仕組みが時に、クライアントのこころの眼を曇らせ、真の回答が見えなくなる。これをカウンセラーは支援者として、一緒に探す。

 傾聴が成功すると、自分の内にある回答が見えてくる。

 どんな傾聴が良いのか。一般に、次の6項目が重要とされている。無防備、共感性、受容性、間、理解力、熱意。これから、この6項目を考えていきたい。なお、この傾聴のポイントは自問自答で自分が迷った時にも応用できる。逆に言えば、自問自答が上手なら、傾聴も上手である。

 無防備。難しいことだが、基本は目線を合わすことだと思う。これは、意外といろいろな場面で遭遇する。少し思い出して欲しい。こころに残る、お医者さんとの会話。親との会話。先生との会話。上司との会話。立場の違いの中で、貴方の目線に合わせて、楽しく会話をしていたのでは?そこには、緊張ではなくリラックスがあったのでは?

 自問自答でも、自分が自分を裁いたり、あるいは過剰に過去の自分を否定するのではなく、その時の自分に立ち返って慈しむ。そんな感じである。

愛の傾聴者 4/10

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