イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

好きでこそ、熱意も生まれる!(愛の傾聴 9/10)

2010-11-08 | 第三章「無意識の世界」
 昨日、夕方に神奈川県立相模原公園の周辺に行った。県立相模原公園と市立麻溝公園、女子美術大学などがあるところで、県立相模原公園と麻溝公園をつなぐ≪りりちゃん橋≫がある。この写真は、その陸橋にあるりりちゃんのブロンズ像である。

 人間関係は難しい。親子、夫婦、上司部下、教師と生徒、顧客と営業・・・そして心理療法やカウンセリング。本来良好な関係を期待されているのに上手くいかない。そういうことは実は多いのではないかと思う。

 りりちゃん橋のブロンズ像は、どなたの製作されたのだろうか、見ていると何かほっとするものを感じる。二人が共同で何かをしているようだが、きっとお互いが好きなのだと思う。あるいは好きということを意識化していないかもしれないが、何か前向きな好奇心に溢れている。

 
 傾聴の6つのポイント(無防備、共感性、受容性、間、理解力、熱意)の最後は熱意であり、相手に対する熱意がなければ傾聴はうまくいかないことは判るが、その熱意の本質は、好きという原初感情の存在か、前向きな関心なのであろう。

 自己・他者肯定の思想は根幹をなすと思う。相手が、自己・他者肯定の思想の持ち主で、あれば問題ないが、自分も相手も人間であり、美しい魂はあるにせよ、それまでの成育史や身体の制約から、自己否定や他者否定になりがちである。

 こうした中、相手はとにかく、自分は自己・他者肯定でいこうと決心する。この意識化が重要なのだろう。そんな中に、不思議な係わりが生じ、時に知覚が変わり感情も変わることもある。

愛の傾聴者 9/10

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