イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

富士とのダンス・・・あたたかい間(ま)!(愛の傾聴 7/10)

2010-11-06 | 第三章「無意識の世界」
先日の夕方、新幹線で東京に向かう途中、富士山を見た。左の窓側に見えるのだが(右の窓側にも一瞬見えることも実はある)、ずっと見続けているたら、山頂が一瞬ピンクで光った。気がつかなかったが、山頂の雪が夕日で光ったようだ。

 新幹線から見ていると、時速200Km以上で走るのだから、近くの景色は飛ぶようである。遠い景色ほどゆっくり動き、富士山は、どっしりと殆ど動かないようである。何か、富士山がダンスしているような、不思議な感覚である。

 さて、傾聴の6つのポイント(無防備、共感性、受容性、間、理解力、熱意)の4つめは間(ま)である。ちょうど、新幹線の富士山と自分との関係のように、間は大事だ。間が上手く保たれると、それこそピンクの山頂の光のように、不思議な気付きがあったりする。

 カウンセラーのペースでせわしく会話したりするのは傾聴ではない。不思議なバランスの中で、クライアントの思考・感情・行動のペースに合わせ、ゆったりと間をとり傾聴する。そんな中で、クライアントはゆっくり感じ考える。

 いろいろ宗教や哲学によって考え方があるだろうが、私はカトリック信徒なので人の身体は神の神殿という聖パウロの言葉を思い出す。

 しかし、頭で判っていても間の取り方は難しい。修行が必要なんだと反省する日々である。

 下の写真は、太陽の光の研究で、今朝、朝日が射すゼラニウムを写しました。写真も間が重要ですね。

愛の傾聴者 7/10

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