イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

生きのびる智恵・・・好奇心!2/2(人生の危機を乗り越える 2/10)

2010-11-11 | 第三章「無意識の世界」
国立博物館の平成館で、特別展「東大寺大仏」を見学したあと、時間もあったので本館の企画展や日本関係の展示も見た。こちらは特別展とうって変わって、人が少ない。しかも外国人が多かった。

 熱心に江戸時代の浮世絵を見いるフランス人。なにが面白いのだろうと、それを見ている私。

 私には、どこか俗っぽい浮世絵を馬鹿にする構成概念(イメージ)があるので、何か不思議なのだ。

 さて、青春時代、私は何故生き延びることができたか?このテーマをもう一度考えてみている。どうも、好奇心が自分を救ったという気がする。勿論、悩みの唯中にいるときは、好奇心も萎えてしまうのだが、自分の傾向と渇望のリストの中に、好奇心が入っているように思うのだ。そして、長い眼で見てその好奇心が自分を救ったのではないかと。

 新しい人との出会い、新しい知識、新しい解釈、新しい仕事、新しい土地・・・

 ≪生き甲斐の心理学≫には、「体験の解釈が世界を変える」という名言がある。これはカール・ロジャースのプロセス・スケールの5番目で、思い込みが強すぎる時は気おつけなさい。そんな、人の構成概念に対する思索をベースにしている。

 自分の狭い世界(両親や極めて身近な人達の影響大の世界)にとらわれないで、広い多様な人達のいる世界から学ぼう。こんなことだったかもしれない。それは、愛の多様性認識の訓練でもあった。

 クラスの友達、サークルの仲間、従兄弟が集まる広島の家、葡萄畑の雑然とした納屋・・・

 こうした環境は当時は空気のようであったが、今考えると、先人が苦労して育てた、若者の成長の場であったことが判る。私も、何かしたいな。

写真は、上野の公園の噴水。夕方、夕日が噴水の先端にあたり輝いていました。下の写真は失敗作です。

人生の危機を乗り越える 2/10

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