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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

感情は魂の言語、でも言語を使うためには訓練!(生きる意味を感情から考える 7/10)

2010-11-26 | 第四章「愛とゆるし」
 知人のお薦めで、ある本を読んでいたら、「感情は魂の言語」という言葉があった。なかなか含蓄のある言葉であり、いろいろ考えてしまう。

 五感から伝わる感情(本物の)は確かに、今ここでの自分のリアルであり、思考する自分より遥かに真理を語っているようだ。

 確かに、生まれてから今まで、自分の感情に日常的に触れてはいる。ただ、その感情を受け取る自分が、その感情を言語のように意味あるものにできるかは別問題だと思う。

 自分の感情を自分の感情として受容することは、結構訓練がいるのだ。怒っている自分、嫉妬している自分、高慢になっている自分、子供以上に敏感に不安に慄いている自分、・・・感情自体はそれこそ無色透明の言語のようで、善悪も美醜も真偽もないのだろう。ただ、それを感じる自分が、自分を受容出来ず。怒る自分は悪いとか、びくびくする自分は男らしくない、嫉妬する自分は醜いなどとその場で瞬時解釈し裁いてしまう(条件反射みたいに)。これが良くない。

 せっかく語りかけてきても、拒んではコミュニケーションができない。自分はただ一人、世界の中心点にいる。

 その自覚が柱となって、感情を受容し、それを意味ある解釈に結びつける。怒る自分は、理由があって怒るのだ・・・何故か?その感情はどういうものか?感情は深いところから湧き起っている。その根源を勇気を出して覗いてみる。意外に愛が隠れていたりする。

 昨日の一日。外で仕事をしたり・・・いろいろであった。当然ながら、朝から寝るまでの一日は、ストレスを感じたり、楽になったり、強度のストレスを感じたり、一時錯乱したり、それを受容したり・・・波乱万丈であった。昨日はやはり対人関係がストレスの原因。

 生き甲斐の心理学を勉強していくと、こういう対人問題では、他人を変えようとするより、自分を変える方向がとても大切だと気づくようだ。結局近道なのだ。自分が変わって他人も変わる。どうも、そういう言い方も良くないかもしれない。自分が変わってくると、解釈も変わるし、行動も知覚も変わる。その変化に付随して他人も変わるかもしれない。

 感情言語の達人になることは、人生を豊かにするために本当に大切だと思う。

生きる意味を感情から考える 7/10

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