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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

天使の声?、自分は邪悪なのかなぁという想い!(人生の危機を乗り越える 4/10)

2010-11-13 | 第三章「無意識の世界」
自分の想いや感情は、自分でしか判らない。他人の想いや感情は想像できても、判るわけではない。そんな中で、生き甲斐の心理学を勉強して10年経つが、感情を表現する言葉は難しいものだと、つくづく感じる。

 自分の59年の歴史を振り返ってみて、人生を左右するような大きな出来事と感情の関係を考えてみる。やはりエクソンの、8つの人格形成理論を読んだりする。人生を左右する感情(例えば罪悪感)とその原型などを考える。

 理論では5歳から7歳は目的志向性の分類に入り。この時に自発性や罪悪感が芽生えるとされている。今は立派なおじさんになってしまったが、可愛い少年少女のころに、罪悪感が育つというものだ。その時の罪悪感の経験が人生に大きな影響を与える。

 自分は邪悪なのかなぁと内向する罪悪感。こころのひだのような、微妙なところに触れる感情でもある。あるいは、重くのしかかるようでもある。幼いころだけでなく、青年期、そして成人となりおじさんになっても日常的に出会う感情かもしれない。

 ある時は、この感情のお陰で、楽しく人生が変わったりもした。抑圧したりして、ちょっと病的になった時もあった。

 感情・情動はすべて、それ自体はセンサーのようで、本来良くも悪くもない。例えば罪悪感を感じることが悪いわけではない。罪悪感は、目的志向性と関係がある重要な感情である。自分の邪悪さを感じるのは、どこかに微妙な理想があるからだ。魂の声が隠れているかもしれない・・・

 罪悪感は本来、軽やかな天使のような存在かもしれない。7歳のころの少年少女のように。

人生の危機を乗り越える 4/10

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