M.スコット・ペックの「死後の世界へ」を仕事の合間や睡眠を削って?読んでいるが実に楽しい。今朝も死後に、生前の世界の人に会いに行ったり、自由に好きな場所・時間に行ったりする描写に出会い、楽しくなってしまう。
たまたま今、勉強会のこともあり、生育史についてあれこれ考えているが、例えば、私にとって祖母がどういう存在だったか興味があるものの、なかなか判らず歯がゆい思いをしている。
ただ、調べて行くと最低は生年月日や亡くなった日が判るので、どの時代に生き、どのような社会情勢が何歳のころにあったかは判る。さらに、親からの思い出などを繋げていくと、輪郭が分ってくるものだ。
そして、限界があるものの、祖母の実情がよりわかり、幼いころの祖母の印象とかなり違う祖母像が誕生しつつある。そうすると自分の生育史が、より客観視でき(通常、主観的な世界に、そして悲観的な世界に閉じ込められがち)、ヘンな罪悪感なども軽減したりして、自己イメージが変わり、生き方も変わっていく。
しかし、 M.スコット・ペックの「死後の世界へ」の世界からは強烈だ。あの世に行けば、このような努力をしなくても、真実の姿、あり方がいろいろわかる。そして、自分の変なカラから逃れることも、もっと楽にできるのだろう。
まあ、余りあの世の世界を考えてしまうと、バカバカしくなりそうなので、このへんで妄想をやめて、日常に戻ろう。その前に太極拳・気功でリフレッシュ!
地図と年表 7/10