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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

花子さんの結婚式!(ストレス曲線をバネに ① 8/10)

2014-07-15 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 今日の「花子とアン」、花子さんの結婚式の場面であった。いろいろな試練のあとの結婚式、キリスト教式の結婚式であったが、牧師さんが結婚に異議がある人は?との問うと、何人かが異議を唱える。どうなる事か?とはらはらしていると、亡くなった祖父の声が流れ、雰囲気が一変ししまいには異議が全て取り消されて無事結婚が成就する。

 その中で、思ったのだが、祖父母の時代までは、結婚式は地元の自宅や地主の家で行うことがポピュラーだったのかもしれない。そして、地元での結婚式は当然祖先との関わりが強く、今だけでなく過去や未来までも渾然一体となる感じがより濃厚だったのではないか。

 さて、今私の住んでいる所は、かつては武蔵国多摩郡。古代から中世は関東の中心(国府は府中)に近い。さらに、八王子市の中でも私の住む由木地区は、縄文時代は大栗川沿いに発展した処で、多分関東の中でも最大規模の集落があった地域である。そして、縄文時代の集落は、弥生時代以降の集落と違い、集落の中心に祖先の墓をベースにした広場があり、死者と生者が仲良く共存している社会だったようだ。

 そこでは、多分、今日の花子さんの結婚式ではないが、死者が日常の中にひょっこり顔をだすような感覚が濃密だったのではないだろうか。

 結婚式を時空を越えて死者とともにお祝いする。そんな感覚が今以上だったかもしれない。

 ある意味、ストレス曲線を日々の中により抱え込むように思えるが、それと裏腹に例えば結婚式などは、より沢山の幸福曲線・祝福を感じ取れたかもしれない。

 今週は、花子とアンはいよいよ白蓮事件の核心に近づく。私も、準備が進み?、白蓮さんが助けた吉原の遊女の日記『吉原花魁日記』を読了し、次は白蓮さんの『踏絵』を熟読する。また、近々内藤新宿の大宗寺にも再訪し、一昔前の女性の生き方を学んで行く予定である。

ストレス曲線をバネに① 8/10

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