IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2025.01.30 桑名市博物館『新春企画展 とっても♡いいもの』

2025年01月30日 19時35分13秒 | イベント・アートなど



クルマを新しくしたこともあり、ドライブがてら桑名市博物館まで、ちょっと遠出。
桑名市博物館を訪れるのは初めてですが、平日の午後とは言え、20台停められる駐車場は
業者さんのクルマ以外にワタシのだけ(寂しい)。







外観は小ぢんまりした感じ。
料金まったく気にせず来たのですが、高校生以上150円!(安!)。

企画展は『新春企画展 とっても♡いいもの』。

桑名市のサイト:【博物館】新春企画展「とっても♡いいもの」のご案内





たまたまNHKの三重ローカル番組でこの企画展を取り上げていたのですが、
博物館学芸員を目指す大学生のバイト君が企画したもので、
展示全作品を撮影OK、SNSアップOKと現代の若者が期待する展示方法にしたとのこと。
また、来場者が撮影しやすいように映えるレイアウトにこだわったとのこと。





展示物には桑名に関する浮世絵がたくさん見られましたが、まずはコチラ。
歌川広重『東海道五十三次の内 桑名』。
たしか国際文通週間の記念切手(1959年)にもなっていましたね。

(絵の写真と解説の写真を合成しています。以下同)





こちらは葛飾北斎が描いた『桑名』。ずいぶんのどかな風景。
北斎も東海道五十三次を歩いていたのかな?





こちらは為信の描いた『桑名』。
江戸時代の宿場町の賑わいとか風情が感じられます。





明治10年の「伊勢暴動」の版画。
地租改正反対の大規模な打ち壊し運動だそうで、
そんなこともあったんですね。
百姓一揆とか、本当にあったのかなぁという感じですが、
四公六民なら我慢できても五公五民では一揆になったとか。
今の日本はもうすぐ六公四民になりそうなので、
いつ一揆になってもおかしくありませんね(口が滑った)。





この博物館で有名なのが刀剣類。ワタシはあんまり興味ないのですが(笑)。





戦国時代が好きな方にはたまらないであろう、大阪冬の陣の図。





松平定綱・定信の坐像。
松平定信と言えば日本史で「寛政の改革」とセットで覚えなければならないワード。
なぜに桑名で?と思ったら、いろいろとゆかりがあるようで。





九谷焼の金襴手の水差。緻密な絵で見るからにお高そうですが、個人の寄贈品だそうです。





この写真ではわかりづらいですが、猪口の内側がお多福、
裏側(鏡で反射)が鬼の絵柄になっています。
節分の時期にマッチした酒器ですね。





萬古焼の鮮やかなターコイズブルーと臙脂色の盃洗。
知らない人のために、一応注釈をつけますが、萬古(ばんこ)焼ですからね(笑)。
「水入らず」の由来は本当なのかな?




初代 桑名藩主が本多忠勝であると知り、ちょっと「へぇ〜」。
戦国時代、あまり興味がなかったのですが、コミック『信長のシェフ』で
本多忠勝がそこそこ目立っていたので覚えていました。



結局、入館から退館まで来場者はワタシ一人でした(笑)。
おかげで写真は好き勝手に撮り放題でした。
この企画展は2月24日まで。キョーミのあるかたはドーゾ。



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