田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

晴は好い 蝶も元気 俺も快調

2008年10月08日 | 日記
10月8日(水) 霧雨 曇り 昼から 晴れ 青空が広がり風が強くなる

朝飯を済ませてから公民館の図書室に向かう。
図書室の午前中は誰もいなくて静かでよい。
最近の図書室は何故かきちっと整理されていて気持ちがよい。
俺の利用する棚は町の歴史と他の町村の歴史書が沢山揃っているのが嬉しい。
もっとも俺はこの町に来て8年しか経っていないので、知らない事が多いからだろうか。
図書室には2時間半くらいいたことになる。家に戻ると直ぐに昼飯になった。

午後は青空が広がってきて久し振りに裏山へ行ってみる。
今朝まで雨が降っていたために道には水が染み出ているので長靴に履き替えるため戻った。
風もかなりあるが暖かい空気を運んでいる。
再び登り出すと上からフワフワと頼りなげに飛んでいる少し大きい蝶がいる。
フワッとタンポポに止まったのでパチリ、久し振りに逢う“ミドリヒョウモン”だろう。


気候が暖かく南向きの斜面が日溜まりになっているところに“ベニシジミ”がいた。
翅を一杯に広げ太陽の熱を受けいれ体温を温めているのだろう。
同じ種類は沢山見るがこの秋で命を全うするのだろうか?


登り切った処でタデ科の花レンズを向けてると、突然サッと茶色い蝶が止まった。
表の翅の色は全く見えなかったと言うか、止まったのも瞬間でシャッターを押した後は姿がなかった。
表の翅の模様は判らないがPC画面で見る限り翅の上の曲線が珍しい。
瞬間的にシャッターを押したのでピントが甘くなっていた。
タテハチョウの仲間なのだろうか?


六天魔王(地蔵)の前を歩き更に西に向かって歩くと道は荒れていて腐植土が深く歩く度に水が染み出てくる。
また引き返すが今度は登り坂になるが結構急な坂だと気づく。
明るいところまででると“モンキチョウ”が豆科の実の止まっている。
周りの草も秋色に変わり来年のために種を残しているのが秋を感じさせる。


反対側の竹藪の前の畑ではカボチャが鹿に食われたと集落の婆様が嘆いていた。
この近くの山を見ると所々毛も道がありクマザサが倒されて道になっている。
集落では金平糖と呼んでいる“アキノウナギツカミ”に“ヤマトシジミ”がバランス良く止まった。
この蝶は陽だまりが好きなのか何頭も集まっているのをみる。


家に向かい坂道を歩きながら脇を見ると草の根元を水が流れている。
山の絞り水がこんなに沢山出ているとは知らなかった。
“キタキチョウ”?だと思うが・・・また、花はタンポポと似ているがノゲシのような気がする。
蝶の名も花の名も図鑑だけではなかなか確定できない難しさがある。
これが判ったのもブログのおかげだろう。


晴は好い 蝶も元気俺も快調
コメント (8)
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