田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

スミに学ぶ 有意義な一日

2008年10月18日 | 日記
10月18日(土) 晴 暖かで穏やかな一日

いつもより早めに朝飯を済ませMは直ぐにでかけた。
おれは9時25分からに1時間番組のレポートを書くためTVウォチングテレビの前に釘付けになる。
今日の番組は「少しおとなの顔をして~高原の学校、成長日記70日~」のタイトルでテレビ信州のスペシャル番組になっている。
俺の住む町の観光地蓼科高原にある施設をルポしている。
この番組をみて始めて知ったのだが番組サイトの記述を引用しておこう。
「嫌なことから逃げないようにしたい」「食べ物の好き嫌いをなくしたい」―。
蓼科高原に1期70日間、小学生が共同生活を送る"学び舎"がある。
諏訪市立蓼科保養学園。85年の歴史を持つ全国でも珍しい児童福祉施設で、3代にわたって学ぶ親子もいるなど、諏訪市民にとっては特別な存在だ。
1923年に虚弱児童を対象に設立された学園は、いま親元を離れて規則正しい生活で自立心を育てる目的で存続する。
児童の募集は、年度を4期に分け、定員は1期当たり40人で、対象は諏訪市内の小学5年生。学園生活の中で子どもたちが取得を目指す伝統の"称号"がある。
「竹馬名人」。
ただ一度の家族との面会日に報告するため、懸命に頑張る。
泣いて、笑って、けんかして、成長していく70日間に密着した。


これを見終わって直ぐに町の人権センターに向かう。
今日のイベントが何故に人権センターかと云うことは判らないまま「人が集まることは好いことだ」に徹した。
集合時間は9時だったので着いたときには既に始まっていた。


誰が見ても秋空の下で飯ごう炊さんならぬ焚き火で栗ご飯か茸ご飯だろう。
挨拶もソコソコに煙を避けながら歓談していると火に炙られてる箱から白い煙が立ち昇る。
臭いを嗅いでみるとどうやらご飯ではない。
今日の講師山部のSさんの手さばきよろしく箱を地面に下ろした。


少しだけ冷ました後に蓋を開けると秋の実りが見事に墨と化していた。
今日のイベントは『インテリア炭焼教室』となっており見事な焼け具合に一同拍手・・・
墨となったのは栗、胡桃、柿、ナナカマドの実、落葉松の松かさ・・・・


4つの箱を次々に開けてみると坊ちゃんカボチャ、林檎、ピーマン、ナス・・あらゆる物が墨になっていた。
栗の毬を丸ごと入れた箱は蒸気が立ち上ってきたと思ったら爆発し、沫や大惨事に至るところ・・・
中身は全て火の中へ
再度のチャレンジとナナカマドの実、落葉松、紫式部・・・・・


お昼は焚き火の中へ放り込んだジャガイモとカボチャ、サツマイモ・・・
其れに女性陣が腕を振るった豚汁が振る舞われました。
焼き芋は濡らした新聞紙に包み更にアルミホイルで包んだために美味しく焼き上がりました。
全員で火の始末をして道具の片付けを終えたのは昼を少し過ぎていたでしょうか?
陽の光は僅かに西に傾いていました。
こんなに簡単に野菜や果物の墨が作れるとオドロキです。
冬場の焚き火の楽しみがまた一つ増えました。


スミに学ぶ 有意義な一日でした
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹んで鈴木修君のご霊前にささげます

2008年10月18日 | 日記

10月17日(金) 晴 暖かい日中 夕方 雲が広がり寒い


夕方 家に戻りメールを見ると後輩が亡くなった知らせがあった 

先週末にくも膜下で入院したと聞いていた・・・
俺が就職を紹介して25年になっている
会社でも重要なポストを任されて責任感の強いやつだった。
後輩でありながら俺自身世話になった
学生時代から変わらず人なつっこい笑顔をもっていた
タキシードを着てトロンボーンをもった姿が格好良かった
まだ47才、娘が小学校6年と中学3年生・・・・
鈴木 修君 笑顔が印象的な好いやつだった
また、若い雲が一つ増えてしまった

心よりご冥福をお祈り申し上げます 合掌
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする