田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

早春の花“ハコベ”と秋が一緒

2008年10月29日 | 日記
10月29日(水) 晴 遅めの午後 曇り 風が冷たく寒い夜

9時に町の東にある公園に向かう。
ウォーキングコースの距離を測るために軽トラで一回りしてくる。
公園には既にHK氏が来ていた。
二つのコースを周り南のコースは6km、北のコースは一部徒歩の道と車の通れる道で異なるので計ることができなかった。
何れにしても6km前後になる。
朝には快晴だった空には雲が浮かび太陽の光を無表情に隠している。
陽が陰ると急に風を冷たく感じる。


この道は江戸後期の地域の石高を検分する巡検使が通った道として“巡見道”とされている。
江戸幕府からの巡検は代が変わり年号の変わるごとに行ったそうだ。
一行の御行は100人だったと云うから、其れを受け入れて接待したのは大変な事だっただろう。
今でも政治家の大臣クラスが公用で動けば大層な人数となることだろう。
官官接待が江戸幕府の時代から今に伝わっているのも簡単には止められない何かがあるのだろう。

家に帰ったのは11時過ぎだった。
少しだけ庭を歩いてみると7月咲きだした秋の代表格の花“キキョウ”もすっかり姿を変えている。
子孫を残すためになりふり構わずに姿を変えた。
僅かに葉が秋色に変わり嘗てのシックな花の姿を彷彿させる。


裏山との境へ行くと“ガマズミ”の葉は虫に食われたのか、赤い実だけがついている。
葉よりも実の方が栄養価があると思うが、赤い実には毒でも含まれているのだろう。


太陽光発電の下には胡桃の木にナメコの菌を入れて伏せておいたところに僅かに茸が出ている。
ホッタラカシにされても少しずつ姿を現してくれるのに反省させられる。


9月の末に剪定下というよりもバッサリと切り落としたアキグミの木に実が着いている。
周りの花を伸びた枝で隠してしまうくらいに大きくなってしまったので思いっきり切りつめた。
今年は実を付けないかと思っていたが・・・・・


周りが秋一色に変化している中南側の水路の際ではハコベが花を咲かせている。
“ハコベ”は早春の花と思うが 秋が一緒にあるのが不思議だ。
ここは湧き水が流れる処なので暖かいのだろうか?

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする