田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雨の日 林檎の焼き菓子で明るい

2008年10月24日 | 日記
10月24日(金) 雨 一時止むが 一日中雨降りが続いた

天気予想のとおりの雨と思ったが目覚めたときは明るい。
予想だから仕方がないと思っていると雨が降り出して少々安心する。
今日は午後にウォーキングの会がある予定だが余り気が乗らない。

いつもの浅間景色を東の窓から覗くと裾野は見えている。
山裾集落の田圃も全て稲刈りが終わりほっとしていることだろう。


南の窓からみる集落の公園がある崖の上のピョニョならぬ楓(欅)が色づき始めた。
この樹の下は3億年前の地層が露出して珪藻土と泥炭の重なり合っていることから嘗ては沼地だったと云われてる。
第二次世界大戦の頃には横穴の坑道を掘って燃料を供出したそうだ。


雨が激しく降り始めた頃、ガラス戸に不思議な昆虫が雨宿りに来た。
まるで複葉機のような羽の広げ方と胴体には微妙に髭のような棘が出ている。
ガガンボの仲間なのだろうが本名は判らない。


昼前には雨が一時止んで青空まで覗いたが直ぐに激しく降り出した。
寒冷前線の通過と云うことがスムーズに進んでいないのだろう。
集落の東境の山は落葉松なかの広葉樹が秋色に変化している。
筆を並べたような落葉松林も穂先が色付いているのが見えた。


午後1時からは公民館で「ふるさとプロジェクト」の定例会があるので出かけた。
相変わらず出席者は少なく会の運営に問題があるように思うのは俺だけだろうか?
書き上げた巡見道をプリントしていくが他のアイディアが出されないのが寂しい。
家に帰る途中Mからの頼まれごと“ベーキングパウダー”1缶160円也をスーパーで買う。
レジで数人が並んでいるが皆カゴに沢山の商品を入れているが、俺だけは小さな掌に乗る物だけだ。
しかし、だれもお先にと云ってくれる人はいないし、店側も黙っている。
何故だろう?東京ではこう云うときには必ず声を掛けてくれる人がいたし、レジには専用の1・2点の通路が設けてあった。
並んでならんで160円を払って・・・勿論レジ袋は貰わない。

家に帰るとガレージの裏で雨に打たれた紫陽花が最後の美しさを見せてくれた。
6月中ころに白い花を咲かせ薄い緑からブルーに変化して今は赤色を雨に打たせている。


夕方にはMがまた林檎の焼き菓子を作った。
スチームオーブン「ヘルシオ」で焼いたと云うが、林檎の色は普通のオーブンの方が綺麗に仕上がっていた。


一昨日焼い物と同じ分量で焼き型が倍の大きさなので薄くできているのがよい。
バターを沢山使っているので食べる量は少ない方が俺には好都合だ。
因みにレシピは下記サイトで見ていただきたい。
焼き上がりの熱いときに“アプリコットジャム”を“ホワイトラム酒”で伸ばすのがコツだと云う。
丸い焼き型だと直径21cmが手頃のようだ。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ad/6cb2c8dab5f82a7633c50006bac867f7.jpg

雨の日 林檎の焼き菓子で明るい
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする