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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

皇女和宮は健啖家

2008年10月30日 | 日記
10月30日(水) 夜半の雨もあがり晴 快晴 秋らしい一日

午前中は薪の片付けで意外にも汗をかいてしまった。
薪割りをしたまま積み上げることができずに車を置くスペースに広げた侭にしてあった。
一輪車に積んでから2m位まで積み上げるのは結構たいへんな作業あっと言う間にひる近くなった。

昼飯の前に庭を一回りと思い、畑から歩き出すとアスパラの実がまだついていた。
とっくに弾けて種が落ちていると思っていたが・・・・・


畑から庭へ進むと“アカツメクサ”に止まる虫が目に入った。
ぐ~っと近づくと濃い煉瓦色の帽子にシルバーと黒、そしてオレンジ色のストライプのドレスでお洒落な装いをしている。
はじめに見たときはドレスの上に薄いシルクでしょうか?シースルーのケープを纏っていた。
どこかで見たような姿だと思ったが・・・優雅な装いを最上級にホメテあげたい。


秋の花の代表格“ホトトギス”には蕾の隣に種が入った鞘でしょうか?
これから花を開こうとするものと花を終えて子孫を残す準備ができたものが同時に見ることができます。
これも花の咲く期間が長いことの所以でしょう。


夏に清楚な姿を見せてくれた“シャラ”(夏椿)は花を終えて堅い実を付けていました。
これは寒さが増してくると殻が割れて種がこぼれます。
沢山実が着いているのに地面には実生が見えません。
鳥が食べるのか?それとも野ねずみなどの冬の蓄えになっているのでしょう。


寒さが増して霜がおり雪が降ると種の殻が割れるのは秋明菊も同じです。
秋明菊は花びらを落として丸い球の中に種を持っています。
寒さで殻が割れると中から白い綿が出てきました。
そのときは白い花が咲いたように冬枯れの庭を潤してくれます。
その綿で種を包んでいて強い風が吹くときを待って飛んでいきます。


庭を一回りしただけですっかり昼は遅くなりました。
Mは介護の学習会があるといって出かけています。
ゆっくりと一人飯を摂りながら夜の会議の資料に目を通しました。

夜は6時から《秋の中山道ウォーキング in たてしな》の実行委員会がありました。
今日は全体会議でそれぞれの部会の中間報告などを聞き行事の大きさを実感しました。
80名を募集したところ大勢の方から申込があり今でも多数がキャンセル待ちとなっているそうです。


会議の次は当日の“皇女和宮御膳の試食会"です。
今NHKTVのドラマにも登場する和宮が京都から江戸へ向かう途中立科町芦田宿で本陣で昼食を摂ったものを再現するわけです。
食事は二の膳までで、使用する什器は全て江戸時代の物を使います。
陶器を使ったのかと思っていましたが、全て漆器です。
ところが料理の材料の記録は残されていますが、調理方法は記述がないそうです。
厨房はは町内の池の平ホテルの料理長が采配を振るい町内の食堂の調理師が腕を振ります。
また、ボランティアで調理をするグループが沢山来られていました。
試食会とは言えメニューは本番と全く同じでお品書きは当日より簡略化されていますが・・・・


町長はじめ実行委員、調理に関わる方々総勢50名の試食会が幕を開けました。
料理長が食材の説明と調理方法をときながら一同いただきます。
お姫様の昼食と言うことでお酒はなしですが多いに盛り上がりました。
質・量共に良し 満腹感大 会費1500円は充分に価値のあるものだろう。


皇女和宮は健啖家だった

コメント (8)
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