田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

太陽と月 昼と夜の交代なぜか不思議な光景

2008年10月13日 | 日記
10月13日(月) 快晴 心地よい風の冷たさを感じた

寒さを感じる日が多くなってきたので、今日こそは薪の場所替えの作業を実行する。
先ずは一日外にいることになるのでお茶の準備は自分でできるように太陽熱で湯を沸かす準備をする。
ソーラークッカーは組み立ててたままガレージに置いてあるのでそのまま運んで太陽に照準を合わせるだけだ。
1リットルの薬缶に満杯に水をいれてのせた。


昨年の12月に林檎の樹を割って乾燥させたものを和室に近い下野に運び積み直した。
この空いた場所には外に積んであった薪材を運び薪割り機で割ってから積み上げる。
この薪を積み上げる作業が腰にキツイ、どのくらい中腰から立ってしゃがむを繰り返したことだろう。


薪ストーブの暖かさは例えようもないものだが、薪を運び込むのが重労働になる。
家の中に運び込むのは廊下から板に車を着けたものに箱を乗せその中に薪を入れて運ぶことにしている。
家の外の仕事は俺がやるが中で運ぶのはMの担当だ。
厳寒期の外仕事は寒く辛いが家の中で俺が運ぶと木屑が落ちたり汚れが激しいとのことだ。
結果的に俺は寒くても外の方が似合っているそうだ。

まだたいして仕事をしないうちにソーラークッカーにのせた薬缶からシューシュー音が出ている。
早くお茶にしろと云わんばかりに太陽の直射熱は1時間も経たないうちに1㍑の湯が沸いてしまった。
ちょうどオレンジ色が鮮やかな“タテハチョウ”がコンクリートのたたきの水たまりに給水にきている。
カメラを手にしてしばし休憩、そして庭のハーブを摘みお茶とした。


薪を運んで・割って・並べて、この作業を繰り返しているうちにやっと昼飯になった。
1時半近くになっているのだろうか?
飯は隣の集落のYYさんからいただいた“マコモダケのきんぴら”?畑で間引いた大根に辛味噌添え、おにぎり2個、デザートは林檎3片也
絶好の行楽日和に緑に囲まれて好きな作業をして昼飯を採るのんびりが幸せだ。


陽が短いので昼飯を終わって直ぐに作業にはいった。
薪割り機のエンジンも快調とは云えないが順調に動いてくれる。
庭に積んであった一山の薪材を全て割って並べ終わったのは4時を過ぎていただろうか?
既に庭には太陽の光は届いていない。
ソーラークッカーの薬缶もぬるくなっていたのだそのまま口を付けて飲んだ。
道具を片付けてから、木屑を集め大きいのは焚き付けに小さいのは庭の『焚き火場』に運んだ。
全てが終わるころ東の浅間山を見ると裾野は既に影になり陽はあたっていない。
頂上付近と噴煙に僅かな弱い太陽光があたっているのが見えた。


同じころ13夜の月が白く見え始めた。
まだ太陽の光を受けてる空に浮かんでいるが意外にも高く上がっている。
神社の梢の上で徐々に白から月色になりかけていた。


太陽と月 昼と夜の交代なぜか不思議な光景

コメント (8)
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