田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

第1回 合唱祭 大成功に幕を降ろした。

2010年01月24日 | 日記
1月24日(日) 晴れ 暖かな 穏やかな一日 

9時には夫婦そろって町の公民館へ出向き、第1回合唱祭の準備に入りました。
実行委員会は女性ばかりで組織されているので、会場作りは男性のボランティア・・・・
イベント企画専門の“やらず会”・・・
国道の草刈りを担い、小学校にコンサートや芝居をプレゼントしている“蓼科くらぶ”
7名の男性陣で250脚の椅子を並べ、ステージを引き出し、ピアノを移動する・・・・
この作業を45分で仕上げてしまう面々はさすがに手なれたもの素晴らしい出来栄えでした。


予定の半分で設営が済んでしまい、リハーサルが始まるまで少々時間が開きました。
2階の会場から外を見ているとナナカマドの実を盛んに啄んでいる鳥がいます。
逆光で羽の色を見ることができませんが、目が慣れてくるとツグミです。
だいぶ長い間静かに一粒加えてはジッとして、再び啄むまではだいぶ間がありました。 


リハーサルは順調に進み、メモを取りながらステージマネジャー役を仰せつかたのは良いのですが・・・・
参加団体は、混声合唱の立科コーラスは創立25周年を迎えるベテランで揃いです。
男性の数は少ないながらタキシードの蝶ネクタイの姿には一流音楽家の様相でした。


ゲスト出演は依然我が家で≪広島焼き≫を披露してくれたK女史のフルートとピアニストです。
本番は大勢の客席が水を打ったように静まり、黄金のフルートの音色に聴き入っていました。
フルートの名曲から日本の歌まで緩急変化のある曲に心癒されました。


小学生は2年生と5年6年生が参加してくれました。
元気な子どもの声は会場の雰囲気をガラッと変えてくれます。
楽しげに身体を揺らしながら歌う子、大きな口を開けて上を向いて唄う子・・・
皆歌詞を覚えて楽譜は見ないで唄っていました。
中でも5年生はカラフルのTシャツでのステージは楽しく聴くことができました。


女性三部合唱のコーラスグループ≪華≫は少ない人数ながら自然体の声のハーンモニーが素晴らしかった。
夏の思い出のテンポの動きなど微妙な歌声が会場を埋めた人々と一体感を為していた。


立科コーラスの「三つの汽車のうた」はアレンジが良く、伝統ある歌声が聴けた。
立科町の25年を歌声で盛り上げて来たことが、第1回の合唱祭の基礎となったものだろう。
参加団体は「童謡唱歌を唄う会・やまびこ」を含め3団体のコーラスと小学生に中学生の金管6重奏にフルート三重奏・・・
多くの団体と其れにかかわるスタッフの方々のご苦労のお陰で大成功に幕を下ろすことができた。


会場には近隣市町村からも出かけていただいた。
驚いたのはK町長他役場の多くの方々が来場し最後まで席を立たないで聴いてくれたのには感動した。
≪まちづくり≫の小さな活動から全町民と行政の協働が描いたイベントになったのが嬉しい。
コメント (2)
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