田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

霧雨も寒さに凍りつき 電飾を模した木々

2010年02月11日 | 日記
2月10日(木) 霧  気温が低くなる  霧氷 

東信州では珍しいこと・・・・
暗い雲に若しや雨・・・
と思いながらゆっくりめに起きだすと木々の小枝の先は電飾を浸けたようになっている。
雨粒でもない・・・・僅かだが風で揺れてもLEDのようなガラスの粒は落ちない。


白樺の花柄の先にもしっかりとガラス玉のようについている・・・・
霧氷のようだ・・・雨は落ちていないので濃い霧が枝の先草の穂先に取り付き氷球になっている。
庭先の白樺の枝先も白くガラス玉のように見える。
寒いのか? 立科町の里では珍しい光景だろう。


錦木の赤い実もだいぶ少なくなってきている。
何かが動いているように見えたので近くへ寄ってみるとヒヨドリが枝から枝に渡り歩いていたようだ。
スマートな身体でまるで鼠のように身体をくねらしながら・・・・・
俺が地価ずくとキョッと云い残して地面すれすれに飛び去った。
残された赤い実にもガラス玉が着いていた。


集落の中央に位置する崖の上の楓(欅)には花が咲いたように白く輝いていた。
霧が晴れると青空と共に太陽の熱で幻のガラス玉に化してしまうのだろうか。
5月の新緑を見せる崖の上のカエデ。。。。
桜が満開になったと見迷うばかりだ。


4時を過ぎたころ草木の枝先に着いた電飾が増えたように見える。
雨?それとも・・・高い湿度が氷球になっている氷玉を太らせているようだ。
温度計を見にくと-1.5℃のようだ。


温度計を見たた下屋の北側には雪柳の細い枝にもビッシリと氷球がついている。
その奥の落葉松には朝には見えなかった霧氷が着き始めていた。
気温が低すぎれば雪になるのだろうが美しさを保ったまま夜を迎えそうだ。


白樺に止まったヒヨドリはいつもの景色とは異なる氷球に戸惑っているようだ。
ケタタマシイ叫び声をあげながら餌を取り合ういつもの姿はなく、静かに氷雨に打たれていた。
これからが彼らの餌探しの正念場なのだろう・・・・
明日は雪を想定して枝に着いた氷がコンペイトウだとよいと思っているのだろう?


こんな景色を見ながらマキが赤々と燃えるストーブのある部屋で過ごすのは贅沢極まりない。
氷雨が音を立て始めたが、今日は建国記念日だとうことで社協へ出かける予定を取りやめた。
日本全国休日だと云うことを出かける支度をしてからМに知らされた。
お陰でのんびり過ごし朝から一日中外を眺めながら過ごしていた。
朝には霧氷を発見した崖の上のカエデも今は夕靄の中でも存在感を見せていた。


明日は白銀の世界を見せてくれるのだろうか・・・・
異常気象という今日、信州の電車の架線に氷がついて電車が走れなくなっている処が多いと云う。
地球温暖化防止活動の必要性が問われるところだ。
コメント (4)
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