田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

テンションが上がらない・・・ 寒いわけでもないのだが

2010年02月14日 | 日記
2月14日(日) 晴れ  雲は多いが 久しぶりの青空 午後には曇る

なんとなく身体がだるいまま起き出したのは相当な時間がたってからだ。
障子を開けると3日目のツララが長くなっている。
樋から下がる鎖にも雪解け水が凍ったままガチガジになっていた。
僅かに雲の切れ目があるので今日は久しぶりに青空を見ることができるのだろう。


目の前のウメモドキの木にも氷ついた侭の雨氷が残っていた。
トメイに近い氷で細い枝をコーティングしているようにも見える。


白樺の枝先についた雨氷は一度溶け出したのだろうか・・・・
溶けたまま夜を迎え流れ出した途中で凍ってしまったようだ。
天気予報では今朝の気温はマイナス10℃になると報いていた。
北からの青空が広がり冬の白樺らしい姿を見せてくれた。


太陽が顔を出しヤマボウシの枝についた氷を照らしだす。
キラキラと美しい・・・・・
向かいの山の唐松も風で動くのか?それとも日に照らされて氷が溶ける動きか、時折ピカピカと反射光線を見せる。
久しぶりの青空・・・ヤマボウシのこんな姿をみたのは始めてのことだ。


青空が広がったところで東の窓から浅間を見ると頂上付近も真っ白に雪化粧をしていた。
噴煙もなく静かな冬景色、郷も白一面の世界・・・・
外に出てみるとそれほど寒さを感じなかった。


昼からは何となく身体がだるい。
来週の日曜日には《えぇっこ 私のやくわり ぼくのやくわり》と題したワークショップがある。
ボランティア活動発表会の後のイベントだが・・・・
このところの行事が多いのに参加者がどれほど来てくれるのだろうか。
ボランティア団体や一般町民の多くの人が集まって欲しい。
コメント (2)
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冷蔵庫の中 熱い語らいエコに徹する

2010年02月14日 | 日記
2月13日(土) ちらつく雪   風はないが冷たい空気  午後には薄日が差す

今朝も冷蔵庫の中にいるような外の空気・・・・
ツララも日に日に長くなっていて日中の薄日程度では溶けて落ちないようだ。
畑も雪に覆われ立ち尽くしているヒマワリの種からはヒワが一斉に飛び立った。
太陽光パネルも厚い雲に覆われた早朝には微動だにしない。


9時集合の第6回エコを楽しむ一日、ほんの少しだけ早く着いただけで一番乗りだった。
事務所のNさんは既に玄関の鍵を開けてスタンバイしてくれてた。
秒単位で次々にたてしなエコ・クラブのスタッフが姿を現した。
この会場、立科町交流促進センターも雪景色を見るのは初めてのことだ。


スタッフも集まり第6回仲間とエコを楽しむ一日の準備が始まる。
昼飯は「オニカケうどん」と云うことで立科産の地粉を捏ねて揉む・・・・
うどん打ち希望の参加者は初めての体験ながら徐々に丸くなりつやも出てきたた。
ビニール袋に入れたうどん生地を体重をかけてどんどん押し広げて腰をだす。


のし板に取り出した生地は蕎麦より簡単と云いながらきれいな丸に広げる人、四角の人・・
それなりの個性を発揮して厚いの細いのと切り分けられたうどんは昼飯には間に合いました。
汁の準備はスタッフがそれぞれ自分の畑で取れたニンジン、ネギ、ゴボウと持ち込み
醤油は地元芦田のすやも味噌の今井醤油と上等物です。


一般参加者の集合時間は昼時の正午・・・と言うわけで熱々のうどんを囲み開会式です。
全員が畑を専門に耕す人、それなりに家庭菜園に折組む人と多様です。
会話を耳にすると皆農産物の話、種の話・・・・ 


参加者は立科町と周辺地域の上田市、東御市、佐久市と予想を上回る多くの方に参加いただきました。
うどんはもちろんのこと、手持ちの手料理が次々にテーブルを回りその味自慢とレシピの確認・・・
地産地消の最たる会は食を通じて盛り上がっていました。


午後の部は美斉津育夫さんを囲んで「自然農法」の取り組みを話し聞きながら、参加者からの意見や体験が披露されました。
朴訥な美斉津あんの話に草と野菜、虫と農薬・・一般的な考えの違いに改めて考えさせられました。


人の口に野菜を合わせるのではなく、土の中の自然な環境で育った野菜に口を合わせる。
消費者が農耕に触れる機会を持つことが野菜の味を知るという。
彼の自然農を仲間と土に学ぶ会のパンフが配られた。


美斉津育夫さんを師と仰ぎ自然農を学んでいる者たちが毎週水曜日に集まっているという。
自然に負荷をかけない農耕生活で日常の糧を得ることを試みている。
自然の中で野菜を育てるには種も近代農業に合わせた儲けを前提したF1ではだめだという。
甘いが美味しいという都会人が生産の現場をしらないで食に間違った価値をつけるのは困る。
先日もTVで放映していたブランドのパンと称して1.5斤で2千数百円だという。
そして、それが飛ぶように売れると云うから不思議だ!!
その販売者はパンの販売価格に見合った粉の対価を生産者に届くシステムを持っているのだろうか?

今日は楽しい一日だった。
予想外に沢山の人が参加してくれて次が楽しみだと云ってくれた言葉が嬉しい。
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