田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

鹿が増えたのは温暖化? それとも高齢化? 不思議な関係

2010年02月15日 | 日記
2月15日(月) 雪  降っても降っても積もらない雪 温暖化なのだろう。

朝から湿り気のある雪が降り出した。
昨日の暖かさで屋根から降りるツララも畑の雪もほとんど溶けたのに・・・・
暖かな空気からみれば・・・何で溶かしてやったのにまた雪を降らせるのだ!!

そんなことが頭に過ぎったところで窓の外では雪が溶け出した坂の下のほうに雀が群れになってきていた。
雪が溶けるときに草や木の実も一緒に流れ出したのだろうか?
じっと見ていると沢山いる雀の中で少しだけ離れたところの一羽は首を伸ばしてあたりを見回していた。
それが次々に変わる・・・見張り役を順番で決めているかのように見えた。


雀に混じって嘴の太いのや短いのがいるが・・・
彼らは用心深く地面には降りないでヤマボウシの枝に止まっている。
嘴が短く太いのはヒマワリの種などを好む種類だろう。
薪を積んである下野につるしてあるヒマワリを見に行くとだいぶ啄んで種が見えなくなっている。
今年は雪が多いので春までに足りるのだろうか?
          

畑には更に用心深い鳥たちのためにヒマワリを収穫しないで立てたままにしてある。
しっかりと種が熟していたが、こちらもだいぶ鳥たちの役にたっているよだ。
          

昨日は暖かかったので、生ゴミを段ボールに入れた。
版ボール中の近くにより手を翳すと温かい・・・・
湿り気が充分すぎるのか活発に微生物が活動しているようだ。
形が崩れて外側に出っ張ってきているが春になったら新しい段ボールにしよう。
          

温度計をのぞき込むと驚くことに62℃にもなっていた。
生ゴミと一緒に食用油の空になった瓶を差し込んでおいたのだが。。。。
僅かなながら油分が残っていたのが生ゴミにたれて微生物のカンフル剤になったのだろう。
外気は10℃以下になっていたから50℃以上の温度差ができている。
カマスの頭や骨、ニンジンのへた、大根の皮なども一気に分解され堆肥と貸しているようだ。
          
《詳しくは http://garbageate.exblog.jp/d2010-02-16

5時を過ぎると急に濃い霧が流れてきた。
集落の東のハズレからぐんぐん山のひだに食い込んでいく様子が幻想的だ。


7時からボランティアの会議があり帰りが10時近くになってしまった。
家の入り口まで来ると大きく立派な角を持った鹿が道をふさいでいる。
目をこらして見ると5頭の群れになっている。
ライトを上向きにしているのにゆったりとこれ見よがしに姿勢を正しながら堂々と闇に消えていった。
毎晩のように声ばかり聞き朝には足跡を目にしていたが・・・・・
これほど大きく堂々としたニホンジカは初めて見たものだ。
コメント (6)
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