田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

春の雪 微睡みボタリ ボラチかな (借景)

2010年02月28日 | 日記
2月28日(日) 暖冬というなかで雪  昼前には日差 あっという間に溶ける

予報では雨だった・・・
どっぷりとした重たい雪・・・綿帽子と表現するのだろうか?

洗面所で窓の外を見ると近くの木の天辺にモズが止まった。
すぐにカメラを手に取り構ると・・・・
モズは窓を開けたら飛びたつぞ!!とこちらに目を向けた。
ガラス越しにピントを合わせるが、ペアガラスは何となくボケがある。
モズは“ピンボケで俺の姿を写すなっ”とでも云うかのようにキィキィと叫ぶ。
彼が向こう側を向いているときにそっと窓を開けるとギッっと云って飛び去った。
重たい雪がまっすぐに斜めに降っている。
       

重たい雪で舗装してある道はシャーペットのように雪が溶け出している。
屋根の雪も瓦の波型に併せてズンズン下がってくる。
雪は相変わらず降っているが溶ける方が勝っているようだ。
屋根の雪が溶けて音を立てて流れ落ちる。


午後にはぐんぐん青空が広るのにあわせて雪が溶けていった。
5時前になると浅間山も全容を表し僅かに頂上部分が新雪に覆われているようだ。
集落はすでに日没になり遠くの集落も夕闇に消えるのは間近なことだろう。
春の淡雪・・・幻の雪景色を楽しませてくれた。


夕方5時30分から集落の役員が集まり急遽来年度の打ち合わせがあった。
来週には正式な会議があると云うが事前に根回しと将来的なことを決めたいという。
5時19分が14夜の月の出る時刻なのだが・・・
集会所の手前で東の靄のなかに白い月が見えた。
打ち合わせは20分程度で終わった。
外へ出ると外は既に暗く月も黄色く照らしていた。


集会所の帰り、集落の外灯が白く見えるなか神社の森がうっすらとシルエットになっていた。
14夜の月・・・雪が溶けて大気中に水蒸気になって留まっているのか・・・・
おぼろ月夜が暖かく感じた。
コメント (2)
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春モードの湿り気のある一日

2010年02月28日 | 日記
2月27日(土) 小雨   曇り   午後からは 薄日と青空がでる

昨日の野暮用で今夜の会議の資料づくりが遅れてしまった。
言い訳のようだが・・・・年度末と云うことで何かと作業が貯まってきている。
最も、もっと早くからやっておけば良いことなのだが。。。。

リビングは全く気がつかなかったと云うか、Salaにシンビジュウムの蕾が食われたことを聞いていたが
花が咲いたことは知らなかった。
しかも、一つは既にSalaの腹の中と云うか、実際には彼は花の軸からわき出る密をなめるのだ。
俺も指でぬぐって口に運ぶと確かに甘い・・・
花の香りがないために密で虫を呼び込むのだろうか?


Salaが蕾を食いちぎって怒られたのは最後の一つが残った時だったのだろう。
黄色い大きな花が一つだけ咲いていた。
部屋の中からは後ろ側しか見えなかったのでテューリップかと思っていた。
香りもなく、ただ静かに花を開いているが・・・・なんとなく寂しさを漂わせていた。


午後には雲の切れ目を見せて浅間の頂上が僅かに顔を出していた。
雲が何層にも重なり合ってその微妙な色違いが美しい。
頂上付近は風がないのか、噴煙が白く淀んでいるように見える。


7時からの会議と云うか町民活動センター正副長が集まり来年度の事業計画など話し合った。
レジメ通りには話が進まないのは困るのだが、何れも大切なコミュニケーションと云うこと
大幅に時間をオーバーしてしまった。
暖かい夜の空気が上空にある14夜がおぼろ月を見せていた。
コメント (2)
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