1月8日(日) 快晴 寒さも一頻りよりゆるむ 穏やかな一日
午後4時過ぎに月が昇る頃だろうと東の窓を除くと既に浅間より上に黄色い月が見えた。月の昇る時刻を一日間違えていたが、今日の月の出は3時55分、一日で1時間遅くなる。
夕暮れに僅かに紅に染まる空を見ていると寒さも忘れ遠い昔が思い出されるのが不思議だ。
午後には次の日曜日に行われる集落の「どんどやき」の案内状をつくり配った。昔からの習わしで昨年不幸があった家は参加できないという。少ない世帯数でさらに親戚関係が絡んでくると参加できる家がほんとに少なくなる。しかし、そのような取り決めで長く伝えられてきた行事、全てを受け入れて続けることが必要なのだろう。
葉書サイズの案内を配り終わってから、ストーブの薪を積み替えたが、昨年より寒さが一段階強いのか、俺の身体が寒さに弱くなったのかはどちらともいえない。下屋に積んである薪をガラス戸のところに運ぶ作業は毎週日曜日の作業としている。このところの寒さで残る薪はなく一週間で使い切っている。この薪は2年間乾燥させたもの燃やすようにしているが、この寒さがもっと続くと1年前の薪を燃すことになりそうだ。
薪の消費を気にすることはないのだが、寒いと云っても我が家は太陽が照る日中は暖房は使わないですむ。朝陽が顔をだせば直ぐに陽射しは部屋の奥まで入り込むし、日中もストーブや床暖の暖房器具の温もりとは異なった太陽の暖かさが充満する。天気予報では明日も晴れだと云うし、最低気温も-8℃と比較的に暖かで寒気もゆるんだように思える。
しかし、天気図を見ると微妙なところで、太平洋の気候が僅かでも齢と日本海側の雪が降る。ここ東信州は微妙な位置にあり太平洋と日本海の中間になるのだろう。
正月も7日終わりと思うが、松が取れると言う15日が開日となる。俺の学生時代は1月は15日の成人式が終わってから始まったが、今時の大学は正月も早くから始まるようだ。