田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

仕事始め 季節に追われて 暮れに残されもの

2012年01月10日 | 日記

1月10日(火)  晴れ   薄い曇が広がる  暖かな一日

年明けの仕事始め、庭木の防寒対策が遅れているし、電線にかかる白樺の枝降ろしもできていない。三が日が過ぎて4日が仕事初めと云うところだが、集落にチェンソーの音を響かせるのは少々気が引けた。

成人式も終わり、天候も快晴続きで地面の雪も溶けたということで、先ずはイチジクのコモ被りに採り掛かったがどうも格好がよろしくない。細い枝は払うとしても太い枝は実の成る枝と云うわけでカッコウは我慢の為所のようだ。

無花果の木から次は太陽光パネルに覆い被さったネムノキの枝を下ろした。拳くらいの太さだが、チェンソーの具合が悪い。チェーンオイルがでていないので刃が熱を持つのが解る。このあとは白樺の木を切るのでその前に分解掃除をしてオイルの出具合を調整した。

昨年の秋に切る予定だったが、これも遅れて年が明けてしまった。ここは電線があるので、枝が伸びると危なくなる。白樺は折れやすい木、電線に擦られ折れ宙ぶらりんになれば大事だろう。

枝は電線の方に張りだしているのでロープで倒す方向に引いた。ロープの結束は慣れたもので、万力縛りは運送屋のバイトで身についたもの、ここでも大いに役に立っている。枝払いをしたことで陽当たりと風通しが良くなるので今年の白樺レストランは盛況になるだろう。

 

昼飯を採ったのが何時かは定かでないが、Mが帰って来たときが飯時ということ、時間には関係なく昼飯前は午前中という解釈が正しい。瞬間的に昼飯を採り終えて庭を一廻りすると、タラの木の皮が剥がされて光っているのが目に入る。鹿の食害なのだが、棘の有るタラの木の幹の皮を剥いで食っているを見ると、彼らは余程食料に困っているのか、タラの木の皮が美味いのかのどちらだろう。

次は薪割り。暮れにリンゴの木6本分を運び込んだままになっている。今月中には割って乾燥させたい。リンゴの木も種類によって芯の色が違うのか、この木ややけに赤い。

積んである丸太の手前の列を割った。割るのは機械だからどうってことはないが、乾燥させるために運び出すのに生木は重い。一輪車で一回に運ぶのは割った薪12本、丸太は4分割か5分割にしているので往復の回数は覚えられない。

全ての薪を運びパレットに積み上げたときは既に暗くなってしまった。この薪は夏前には積み替えをして夏の陽に当てる。来年の冬に焚く薪となるのか、余裕をもって再来年に暖をとることになるのだろうか?

薪割り機を掃除をして道具を片付けるのにガレージの灯りを灯した。仕事始めにしては夢中になりすぎた。

初仕事 去年の暮れの 置き土産 (哉)

コメント
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