田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

-12℃ 最低気温の更新 ネコは炬燵で は過去の話

2012年01月12日 | 日記

1月12日(木) 快晴 厳しく冷え込む 日中の気温も上がらず 夕方-6℃

午後の陽射しがだいぶ西に傾いたころAlgoとSalaがヤケに騒がしい。リビングのガラス戸のところを右に左に走りながら、なんとも言えない声を発していた。覗き込むと外にご近所のネコが来ている。この近くは野良猫が多く彼らはSalaやAlgoの吠え声を聞くと一目散に逃げていくが、今日はSalaたちも勝手がちがうようだ。イヌがネコ撫で声と云うのもおかしな物だが、寒空のなかネコが家の中のイヌに“マネキ手”を教えるとは驚いた。

 

寒空に 招けとばかり はいタッチ

童謡唱歌にある「ネコはコタツで丸くなる」と云うの死語になっているのか、今朝の温度計を見ると最低温度が更新されている。-12℃と比較的暖かな場所に吊してある温度計でのこと、大寒まで更に気温が低くなる。

寒いときには新しい発見があるのではと裏山に散歩に出た。上衣は厚いダウンジャケットを着込み、足下は遠赤外効果があるとされるゴム長にジーンズの裾を突っ込んだ。このジーンズはユニクロの風防ジーンズと名打っているものが、値段から見ても優れもので寒さを感じない。

大内道の急さを昇ると道には鹿や狐の足跡がある。昨日の雪は一端溶けたコンクリートを白く見せていた。

昨年の晩秋に鹿除けネットを張り巡らされた集落を囲む道。食害がどの程度防げるかは解らないが、このフェンスの内側には鹿や獣の足跡がフェンスに行く手を阻まれて乱れている。本来は集落の外側、道に獣たちの足跡が残されていなければならないのだが、ここには人の踏み後に沿って獣たちも歩いているの残されていた。

長門町(現長和町)との境にある地蔵尊ロクテンさまにはちょうど朝陽が当たりほのぼのとした空気を感じた。4月の祭りには前掛けと帽子を新調して貰えるのだが、まだまだ寒さが厳しくなるので無事なことを願う。

気温が下がると雪も軽く、いつもは鬱陶しい蔓延った竹を美しく演出してくれる。

一廻りしてきただけだが、手袋をしないでカメラを掴んでいたので指の感覚がなくなってきた。家に入り洗面所の湯に手のひらを浸すと痒く感じた。ここのまどから見る浅間山にも太陽が射している。

朝飯の前に寝室を見に行くと出窓に氷の紋様を描かれたいたのも、陽の当たるところから水滴に戻されている。寝ているときの人の息に含まれる水分なのだろうが、夢を辿るとこの模様となるのだろう。

冷え切った身体を一気に温められるのは薪ストーブ、扉を開け放った暖気が心地よい。

 

 

おまけ

なんとも可愛そうだが ・ ・ ・ 信州のネコは雪の上でも散歩する

コメント
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