田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

小正月 小豆がゆを蕎麦汁粉に代えて どんど焼き

2012年01月15日 | 日記

1月15日(日)  曇り   風もなく穏やかな一日 寒さも和らぐ

恒例になっている集落のどんど焼き、今年は小正月の15日にできることで殊更御利益を預かろうと云う面々が張り切った。

小正月にはアズキ粥が縁起物と云われているが、どんど焼きの後に粥というのも何ダカラと、しゃれっ気をだして蕎麦汁粉とした。

汁粉なら前の日から仕込むのが当然のことだが、今回は前日に俺の関係する新年会があり、これも恒例となっているので時間がとれない。昨夜は遅くまで我が家でどんちゃん騒ぎ、お開きになった日付は今日になった ・ ・ ・ 

朝飯を簡単に仕上げて集会所に一人向う。台所で先ずは湯を沸かし、そば粉を溶いてゆるいソバガキ状にして湯に投じるのだが、これが形良くと云うわけにはいかない。慣れてくるとスプーンの上で転がすようにすると、ラグビーボールの如く型よく収まったところで終わりとなった。

汁粉の方はもっと手を抜いて粒餡を買ってきたモノを湯に溶かし、湯の分量も適当に鍋まかせ。あとは蕎麦団子を入れて一煮立ちさせればOKと云う段取りで、集落の公園、龍の子広場へ向かった。

11時着火のかけ声で火を放たれると先ずは書き初めが煙と共に高く昇った。竹の葉が黒く焦げてこれも風にのって舞い、雪の上に舞い降りると一際風情を醸し出してくれる。竹がバンバンとなる音にびくつきながら、繭玉を焼こうと近づくとタイミング良くバンどなる。当に爆竹、生爆竹とでも表現したくなる。

火勢も治まったころにしっかりと焼いた繭玉が参加者に配られた。風邪を引かないように直ぐに食べてくれっと云うことで、俺は2個も口に放り込んだ。

全てが終わり集会所に戻って全員で蕎麦汁粉をいただいた。汁粉も作るまでは俺の役目だったが、テーブルにだしたり片付けや洗い物は女衆の役だと俺の出番はない。なんとなくご馳走になる立場になってカメラをポケットから取り出すことも忘れたまま最後の片付けででた生ゴミを受け取った。

余った汁粉は参加できなかった高齢者のお宅へ届けたが、喜んで受け取る人、俺ぁ汁粉はキレ~ダぁと云って受け取って貰えない人、小さな集落でもいろいろある。

持ち帰った生ゴミを段ボールに入れようと被いをとると温かい空気が立ちのぼる。温度計を見ると55℃、更にスコップで天地返しをするとモウモウと湯気が立ちのぼった。

詳しくは下記サイトをご覧ください。

http://garbageate.exblog.jp/17077147/ 

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