1月29日(日) 晴れ 太陽の眩しさながら寒い 日中でも-4℃
朝陽がリビングに射し込んで来ても暖かさを感じない。庭にはまだまだ雪が多く残り、久しぶりの青空を写してかいつもより碧く冷たく見える。リビングではAlgoとSalaはひとつベッドで身体を着けて丸くなっている。Algoと呼ぶと僅かに首を動かしただけベッドから出てこようとはしなかった。
12時にMの助手席に座り公民館に向かった。ここでピアノの発表会をすると云うので、俺はピアノの移動作業員として来た。始まる前にピアノを動かすと終わるまでは用はない。さりとて会場にいることも辛いモノがあるので図書室が開くまでロビーで待った。いつものように、掲示板をみていると公共的な掲示物ばかりがならぶ。
その中で、一瞬子育ての保健所のポスターかと思うモノがあり、注視するとなんと自衛隊の隊員募集のもののようだ。以前は戦車や戦闘機の大画面で勇ましさを前面に出していたが、自衛隊も変わったものだ。俺的には日本国土を守るのも必要だろうが、今の自衛隊は「災害復旧隊」としたほうがより建設的になるものと思う。
12時にピアノ移動して割るのは3時と聞いていたので会場に行くと最後の全員合唱という場面だった。3人の先生が合同で生徒の発表会を開くと云うことで合理的な発想なのだが、これだけ音楽を習う人口が減っているのだ。
図書室で本を借りて家の戻ると4時を過ぎていた。出かけるときに見た氷柱は更に地面に近くなるように伸びていた。午後の陽射しを受けながら氷柱が伸びている寒い一日だった。