田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

冷蔵庫の中 熱い語らいエコに徹する

2010年02月14日 | 日記
2月13日(土) ちらつく雪   風はないが冷たい空気  午後には薄日が差す

今朝も冷蔵庫の中にいるような外の空気・・・・
ツララも日に日に長くなっていて日中の薄日程度では溶けて落ちないようだ。
畑も雪に覆われ立ち尽くしているヒマワリの種からはヒワが一斉に飛び立った。
太陽光パネルも厚い雲に覆われた早朝には微動だにしない。


9時集合の第6回エコを楽しむ一日、ほんの少しだけ早く着いただけで一番乗りだった。
事務所のNさんは既に玄関の鍵を開けてスタンバイしてくれてた。
秒単位で次々にたてしなエコ・クラブのスタッフが姿を現した。
この会場、立科町交流促進センターも雪景色を見るのは初めてのことだ。


スタッフも集まり第6回仲間とエコを楽しむ一日の準備が始まる。
昼飯は「オニカケうどん」と云うことで立科産の地粉を捏ねて揉む・・・・
うどん打ち希望の参加者は初めての体験ながら徐々に丸くなりつやも出てきたた。
ビニール袋に入れたうどん生地を体重をかけてどんどん押し広げて腰をだす。


のし板に取り出した生地は蕎麦より簡単と云いながらきれいな丸に広げる人、四角の人・・
それなりの個性を発揮して厚いの細いのと切り分けられたうどんは昼飯には間に合いました。
汁の準備はスタッフがそれぞれ自分の畑で取れたニンジン、ネギ、ゴボウと持ち込み
醤油は地元芦田のすやも味噌の今井醤油と上等物です。


一般参加者の集合時間は昼時の正午・・・と言うわけで熱々のうどんを囲み開会式です。
全員が畑を専門に耕す人、それなりに家庭菜園に折組む人と多様です。
会話を耳にすると皆農産物の話、種の話・・・・ 


参加者は立科町と周辺地域の上田市、東御市、佐久市と予想を上回る多くの方に参加いただきました。
うどんはもちろんのこと、手持ちの手料理が次々にテーブルを回りその味自慢とレシピの確認・・・
地産地消の最たる会は食を通じて盛り上がっていました。


午後の部は美斉津育夫さんを囲んで「自然農法」の取り組みを話し聞きながら、参加者からの意見や体験が披露されました。
朴訥な美斉津あんの話に草と野菜、虫と農薬・・一般的な考えの違いに改めて考えさせられました。


人の口に野菜を合わせるのではなく、土の中の自然な環境で育った野菜に口を合わせる。
消費者が農耕に触れる機会を持つことが野菜の味を知るという。
彼の自然農を仲間と土に学ぶ会のパンフが配られた。


美斉津育夫さんを師と仰ぎ自然農を学んでいる者たちが毎週水曜日に集まっているという。
自然に負荷をかけない農耕生活で日常の糧を得ることを試みている。
自然の中で野菜を育てるには種も近代農業に合わせた儲けを前提したF1ではだめだという。
甘いが美味しいという都会人が生産の現場をしらないで食に間違った価値をつけるのは困る。
先日もTVで放映していたブランドのパンと称して1.5斤で2千数百円だという。
そして、それが飛ぶように売れると云うから不思議だ!!
その販売者はパンの販売価格に見合った粉の対価を生産者に届くシステムを持っているのだろうか?

今日は楽しい一日だった。
予想外に沢山の人が参加してくれて次が楽しみだと云ってくれた言葉が嬉しい。
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氷雨 今日も続く 異常気象というが

2010年02月12日 | 日記
2月12日(金) 曇り  断続的に軽い雪 

朝は予想どうり朝方まで雪になっていたようだ・・・・
僅か数センチの積雪だが景色が一編するのがよい。
郷の雪景色と浅間の頂上付近の白さ・・・・・
そして木々にはさほど積雪は見られず黒い木々が今田ラストを見せている。


昨日と同じように外では木々の枝から氷柱のようになってぶら下がっている。
家の中では電子音でパンが焼けた知らせ・・・・
児童に焼けると云っても寝る前にセットをするのは炊飯器と同じだが・・・


30年くらい前は焼きたては良いが半日もするとバラバラ、粉も選ぶのが難しかった。
焼き色もよくケースから取り出すのも簡単になっている。
今のパン焼き器の性能は素晴らしく、夫婦二人の朝食では3日分となる。


降ったりやんだりの雪も薄日が差してきたかと思うと再び降り始める。
昼も過ぎた頃、畑ではカラスが盛んに雪をケチラカシテいた。
やがて2羽で何かを嘴でくわえ引きずり出した・・・・
彼らも雪の中で食い物を探すのは大変なのだろう。


相変わらず降り続ける細かい雪のなか桜の枝に止まっている鳥がいる。
羽毛を逆立ててたくさんの空気を含ませ、寒さを防いでいるのだろうか。
後ろ向きだった姿が急に反転して前から見るとシメだろうか?
嘴の下に涎掛けのような黒い文様がある。
見ていると首だけを伸ばして氷柱を啄んでいる・・・・
花の蕾とでも思ったのだろう。


今日も氷雨が架線に凍り付き電車が動けなくなったとニュースで流していた。
特異な気象条件でなると云うが温暖化の影響があるのならば、喜んでいるわけにはいかない。
そんな不安定な日々に途方に暮れているヒヨドリを見た。
彼もどうして良いのか解らないのだろうが・・・・・この冬を無事に乗り切って欲しい物だ。
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霧雨も寒さに凍りつき 電飾を模した木々

2010年02月11日 | 日記
2月10日(木) 霧  気温が低くなる  霧氷 

東信州では珍しいこと・・・・
暗い雲に若しや雨・・・
と思いながらゆっくりめに起きだすと木々の小枝の先は電飾を浸けたようになっている。
雨粒でもない・・・・僅かだが風で揺れてもLEDのようなガラスの粒は落ちない。


白樺の花柄の先にもしっかりとガラス玉のようについている・・・・
霧氷のようだ・・・雨は落ちていないので濃い霧が枝の先草の穂先に取り付き氷球になっている。
庭先の白樺の枝先も白くガラス玉のように見える。
寒いのか? 立科町の里では珍しい光景だろう。


錦木の赤い実もだいぶ少なくなってきている。
何かが動いているように見えたので近くへ寄ってみるとヒヨドリが枝から枝に渡り歩いていたようだ。
スマートな身体でまるで鼠のように身体をくねらしながら・・・・・
俺が地価ずくとキョッと云い残して地面すれすれに飛び去った。
残された赤い実にもガラス玉が着いていた。


集落の中央に位置する崖の上の楓(欅)には花が咲いたように白く輝いていた。
霧が晴れると青空と共に太陽の熱で幻のガラス玉に化してしまうのだろうか。
5月の新緑を見せる崖の上のカエデ。。。。
桜が満開になったと見迷うばかりだ。


4時を過ぎたころ草木の枝先に着いた電飾が増えたように見える。
雨?それとも・・・高い湿度が氷球になっている氷玉を太らせているようだ。
温度計を見にくと-1.5℃のようだ。


温度計を見たた下屋の北側には雪柳の細い枝にもビッシリと氷球がついている。
その奥の落葉松には朝には見えなかった霧氷が着き始めていた。
気温が低すぎれば雪になるのだろうが美しさを保ったまま夜を迎えそうだ。


白樺に止まったヒヨドリはいつもの景色とは異なる氷球に戸惑っているようだ。
ケタタマシイ叫び声をあげながら餌を取り合ういつもの姿はなく、静かに氷雨に打たれていた。
これからが彼らの餌探しの正念場なのだろう・・・・
明日は雪を想定して枝に着いた氷がコンペイトウだとよいと思っているのだろう?


こんな景色を見ながらマキが赤々と燃えるストーブのある部屋で過ごすのは贅沢極まりない。
氷雨が音を立て始めたが、今日は建国記念日だとうことで社協へ出かける予定を取りやめた。
日本全国休日だと云うことを出かける支度をしてからМに知らされた。
お陰でのんびり過ごし朝から一日中外を眺めながら過ごしていた。
朝には霧氷を発見した崖の上のカエデも今は夕靄の中でも存在感を見せていた。


明日は白銀の世界を見せてくれるのだろうか・・・・
異常気象という今日、信州の電車の架線に氷がついて電車が走れなくなっている処が多いと云う。
地球温暖化防止活動の必要性が問われるところだ。
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暖かな余韻 ・・・ 術後の経過もヨロシイとかで

2010年02月10日 | 日記
2月10日(水) 濃霧  曇り  暖かな一日  夜には雨

まだ暗い内から起きだして外を見ると雨ではないが曇り?
徐々に明るくなってくると霧だと判った。濃霧だ・・・・春が近付いている・・・
集落の家々も山も全て霧の中に消えている。


愛息Salaは飛行機の絵のついた毛布にくるまっている。
ストーブの近くにベットが置いてあるのだが・・・
寝坊助だと思って証拠写真を見せてやろうとレンズを向けると顔だけ出した。
“ウルセェナ~”とでも云ったのか再び毛布の中に頭をッ込んだ。


眼科の受付に15分前に診察券をだすと5分前に名前を呼ばれた。
視力の検査では手術をした右目が0.8だと云う。
目の検査の一番上が見える程度・・・・順調なのだろうか?
直ぐに診察の番が廻ってきて眼圧を測ると右は10左は15で順調だそうだ。
この後が今日のメインイベント術後の抜糸をやると云い、別の部屋へ案内された。
狭い部屋のベッドによこになると裸電球のような照明がつけられた。
消毒と麻酔の点眼薬を入れたあと、直ぐに瞼を開く機械をはめたようだ。
眩しいので瞬きをしようとしても閉じない・・・・・
そのうちにめの上の方が吊れるような感じがしたと思ったら。。終わりだと云う。


『緩んでいた糸は全て取りましたから・・・・ゴロゴロ感はなくなりますね・・・・』
『残ってる糸はまた緩んできたら抜きましょう。。。。』
では次は・・・3週間後ですね。

と云う医者の声を後に会計に行くと長蛇の列だった。
午後は空いているのに・・・・なぜ?
どうやら窓口のやり取りが耳に聞こえてくると退院の支払いの人が多いようだ。


帰り際にロビーに続く通路でパッチワークの展示会をやっていた。
どこかの品評会で賞をもらったものがあるらしく表彰状まで貼り付けてあった。
バッグも飾ってあったが俺の持っているバックと比べると立派で芸術的な物が多い。
即売はしてないようだが、一つだけ持って帰ってくれと俺に呼びかけている二があった。


午後はスムーズに予定が流れたが・・・
病院通いはなんとなく疲れる。。。。
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家庭内ボランティア 手塩にかける

2010年02月09日 | 日記
2月9日 超暖かな一日 20℃をを越えたのだろうか 南からの強い風

夜明け前から屋根の雪が溶けだして樋を落ちる音がする。
雨かと思って起きるが、未だ夜明け前だ。
寒くない・・・・ リビングに行くと暖かい、障子を開けると部屋の前の雪がどんどん溶けているのがわかる。

9時前にМが出かけた後を追うように俺は軽トラで走った。
町の交流促進センターで味噌づくりをするという。
仲間3人で今日が3日目の最終日で糀と大豆を混ぜ合わせ樽に仕込むまでやるという。

先ずは糀を台の上に広げ固まりをほぐしてから塩を良く混ぜる。
この時には酒造りの杜氏よろしく素手で生温かい糀に塩を混ぜる。
糀の中に射しこんだ掌、指を広げると糀の感触がくすぐったいようなビミョウな触り方だ。
揉んだり擦ったりしながら均一になるように混ぜると手の方も気のせいか白くなってくる。


同時に前の日に炊いた大豆をミンチの機械にかける。
機械は豆に含まれる水分が多すぎるとスピードが遅くなり、水分が少ないと早くなる。
ミンチの刃の回転が伝わるのは水分が無い方が良く伝わるという力学的?な動きに納得する。


ミンチ状になった大豆を糀に塩を加えた処に混ぜる。
これからの作業はひたすら混ぜる。混ぜて集めてまた混ぜて。。。4回を繰り返すことで大豆と糀が生き物に変るという。


最後は60kgの巨大な固まりを千切っては丸め千切っては丸める作業を続ける。
全ての作業を終えたところで大方の味噌づくりは終わったようなものだそうだ。
指導役のTさんの動きは味噌球を掴んでは秤に載せる手際の良さが凄い・・・
5kgづつ計るのだが最後の100g単位の固まりを目分量でちぎり秤に載せるとピッタリとなるのがスゴイ!!


3人の仲間で協働の味噌づくり・・・これで4年目となる。
一人が20kgになるように秤で分けながらの作業・・・・


樽の中へ塩を曳き計っては投げつけることを数回繰り返して3人分の味噌の仕込みも予定より1時間早く終わった。
今年から味噌づくりを習いたいと云い手伝いに来てくれたKさん夫婦・・・
田舎暮らしでこの町に移り住んで良かったと云う。


この作業は毎年家庭内ボランティアと云うことでМの作業を手助けすることになっている。
今回はKさん夫妻が手伝いに来てくれたので俺の出る幕はなかったが、最後のお茶の時間には主役が廻ってきた。
手作りのどら焼きや豆の入ったオコワ、大学イモ・・・・・地産地消の真っただ中にいる快感がある。


俺たちがお茶を楽しんでいると次のグループが糀を作るために炊きたてのご飯を台の上に広げている。
彼女たちは3日後に糀ができる日に俺たちの今日と同じ作業をさることになる。


午前中に終わってしまったので午後1時までは時間ができた。
公民館の図書室へ寄り北御牧村村誌の歴史編を読み漁った。
22年度のウォーキングマップ作りに重要な資料が記述されている。
1時からは町民活動センターの副センター長Y女史と活動発表会の打合せを済ませた。
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畑の草はとらない 肥料はやらない 美味しい野菜をつくろう

2010年02月08日 | 日記
2月8日(月) 晴れ  薄い雲が広がる 暖かいのか雪がぐんグン溶けている

草を取らないと・・・
農業者がこれを見れば そんなバカな と云う・・・・ 
家庭菜園で野菜を作る人は  
ホント?それってほんと!!

日本で指折りの「自然農」の実践家と一緒に、
           より楽しい生き方のヒントを探って見ませんか?

第6回「仲間とエコを楽しむ一日」 主催:たてしなエコ・クラブ
平成22年2月13日(日)正午~3時 参加費 大人500円 子ども100円
会場 立科町交流促進センター(R142 農ん喜村上)
オニカケうどんのお昼は足りなかったらごめんなさい。



たてしなエコ・クラブの会報第4号ができましたのでUPします。
昨年の後期の活動が載せてあります。
来年も沢山の計画があります。
いかがですか?仲間として活動しませんか。







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イベントが続ぞく 続く  如月

2010年02月07日 | 日記
2月7日(日) 晴れ  午後からは 雲ひとつない一日

        
朝からМは慌ただしく家をでていった。
午後にの老人福祉センターで≪いきいきネットたてしな≫のイベントに参加した。
Мは実行委員と云うことで朝から準備が有ると云う。
こういうときは昼飯はどうするか?とか帰りはどうなるか?など口に出してはいけないことを承知している。
最も俺が出かけるときにもいちいち細かいことを聞かれても応えることができないのだから・・・・・

会場では知った顔が多く、全町からくまなく参加しているようだ。
200席以上椅子を並べてあるが開いている席は数えるほどだった。
開会式が始まると来賓の挨拶は町長一人で後の数人は司会者が紹介するだけだった。この町に来て行事で来賓のあいさつが延々と行われるのが嫌だった。

いきいき生活していると云うことで、体験発表がプロつラムの一番初めにあった。
小学生の発表では町の誇りとする塩沢堰のこと、中学生は太鼓団の御泉水太鼓のこと、そして昨年春に東京から移り住んだIYさんの自然の豊富な立科町に幸せを感じているという話。
野球少年をボランティアで育てている男性、最後は85歳の女性が地域作りのネットワークを立ち上げたと云う話だった。

休憩のあとは後援会で
『運動とコミュニケーションの重要性 ~運動で脳と心を育てる~』
動作を交えながらの1時間の講演・・・少々ウトウトしてしまったが・・・・
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寒さにもめげず 立科落語会は盛況でした

2010年02月06日 | 日記
2月6日(土) 雪  雪が降っているともうと陽がでる 気まぐれの超寒い一日

今朝は目覚めた時に温度が下っているのを感じた。
寒い・・・直ぐにストーブへ向かい薪を入れて通気口を開けた。
雪も細かく粉雪で温度が下っているのが察しられた。
急に雲が割れて陽が射して来たと思うと直ぐに雪が陽の光を覆う。
雪雲のが勢いよく流れているのだろうが、その様子を見ることはできない。


リビングの目の前に夏には可憐な花を見せてくれたヘクソカズラの枯れたツルに実がついているのが
そこに鳥が来ているように見えた。
俺の眼はガチャピンでもあるし、左の効き目もメガネの焦点がぼやけている。
シャッターをおして鳥の種類を見定めようと思ったが、どうやら鳥の形に見えるような影だった。
そんな風に見えるのは俺の目のせいかのか? 
それとも同じように見てくれる人がいるようだと嬉しい・・・・・



午後1時過ぎに出かけるときには再び雪が降り始めていた。
細かい雨でいえば霧雨のような雪・・・・
しかも気温が下っているので風が吹くと煙のように濃いところと薄く流れるように見える。


公民館について見ると≪やらず会≫(“ず”は呼びかけの信州の方言)で会が主催する落語会がある。
準備は2時なのか?
電話で問い合わせをしてみると3時だという。
あいた時間に図書室へ寄り、この町の北となり「北御牧村」(現東御市)の村史を調べた。
巡検道のことで気になってことがあるが、小諸の殿様と江戸からくる役人とでは見聞の経路が違っていたと云う。
今では「官官接待は一切しないこと」とされていたようだが、4人の昼飯に当時の金で2両以上使われたという。
これらも最終的には末端の農民が追う構図になっていたようだ。

3時少し前にメンバーが集まりだし、お囃子の太鼓や高座の材料を運びあげた。
太鼓は町の団体で「御泉水太鼓」から借りたもの、高座はビールケースを2段に重ねその上にコンパネを曳いたもの。
あとは花色木綿をひと巻きして寄せ座布団を乗せた。
会場は雪のこともあり椅子を100と前に茣蓙をしいた。
5時過ぎには準備が完了したところに、演者の菊輔師匠や相撲取り出の歌武蔵、漫才の笑組が到着、直ぐにマイクのテストなどで準備は完了となった。

定刻の6時半には会場が満席となり次々に予備の椅子を並べた。
久しぶりの大寒波の中では大入り満員の盛況・・・・・
あれやこれや順調にすすみ、裏方に徹した一夜が終わりました。

寒波と豪雪でもないが雪の中をお出かけ戴いた方には感謝 感謝と申し上げたい。
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仕掛け人講座 『事業計画をつくる』

2010年02月05日 | 日記
う2月5日(金)晴れ  暖かいのか雪がぐんぐん溶けている 夜には雪が舞った

Мが朝早くから家をで役場の行事で小海町へ行くという。
その分午前中が長いということで・・・俺は3日目の≪地下室大作戦≫に取り着いた。
荷物を開けて“いる物”“いらない物”≪ダイジな物≫・・・≪迷うもの≫・・・
この≪マヨウモノ≫がマモノなのだ。。
捨ててしまってから起こることは必ず『アレ ドコヘしまったのだろう・・・・・』となる。
こればかりは性分なので仕方がない。
体育館のような広い倉庫があっても直ぐに迷うもので一杯にしてしまうだろう。

だいぶ長い間作業に没頭していたが、地下室の室温は14℃其れなりの格好をしているので寒くはない。
何気なく時計を見ると午後1時40分となっていた。
ここで慌てて・・・2時には公民館に行かなくては・・・ということで急いで着替えて玄関に向かった。
軽トラに乗ってから??と思って、改めて考えをめぐらすと今日は金曜日だった。
公民館に2時に行くのは明日のことだった。

再び家に入り昼飯にカレーうどんを作ったのだが、すっかりやる気をなくしてしまった。
地下室作戦は休戦として、PCに向かい21日のイベントの看板を作った。
若し、お近くの方がおられたら是非参加して欲しい・・・・


夕方にはМが戻ってきたが、直ぐに社協へ講座の受講に出かけた。
これは町の社協が開いている「仕掛け人塾」の第5回の講座を受けることになっている。
ふれあいネットワークを充実させて町内の各集落に展開させようと云う仕掛けだ。
今は個人情報保護法があり助け合いふれあいの旗振りが難しくなっている。
そこで住民サイドで見守り助け合いの組織作りを仕掛けようということだ。


最終回ということで当初の人数よりだいぶ少なくなっている。
今日の講座は『私ならこんな仕掛けをしてみます』となっている。
企画をたてて最後には各自が発表するという。
皆さん真面目に取り組んでいる方たちばかりなので・・・・
俺の番は最後になってしまったので普通の企画は皆採り上げられてしまっていた。
なんとか発表を終わると終了証書の授与があるという。
立派な賞状には毛筆で書かれていた。
そこには『地域のリーダーとして活躍を期待します』と社会福祉協議会会長名で記されていた。


帰りは9時を過ぎていたが、またもや雪が舞い道路は白く変わっていた。
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二日目の地下室の片付け ペースダウンは負け惜しみ

2010年02月04日 | 日記
2月4日(木) 寒  朝靄  晴れ  雪の溶けるペースが落ちている

昨夜の天気予報でも朝には-10°まで下がると報道していた。
夜半にはうっすらと雪が積もったのか木にも僅かに雪が張り付いていた。
東の空はボンヤリと太陽が昇る輝きよりもホリゾントにフラットな証明を当てたように見える。
      

朝から地下室の作業に入る予定、早朝から起きていたが腰が重い。
もっとも大きな段ボールはほとんど揚げてしまったが、形にならないものが多い。
二階へ上がっては外を眺め・・・・朝の東の景色は里の雪と浅間山を同じ画面で見ることは少ない。
          

浅間の頂上付近を見ると雪が溶けている・・・・
夜の内に噴火でもしたのだろうか?
噴煙が雪の上に舞って黒くしたのか?それとも水蒸気噴出で雪を溶かしたのだろう・・・・
どちらにしてもこの時期にこれほど雪が溶けることは珍しいのでないか。


昼飯のあとは地下室に潜りっぱなし・・・・釣り竿や、大昔のMacのPCの画面を撮影するポラロイドカメラ・・・
遊びようにライスボール、極めつけはシュノーケルと水中メガネと一緒にNAUIのダイビングライセンスが出てきた。
ほかにも左官屋が使う数種類のコテや大工道具などが重たい箱に入ってでてきた。
残念なのはレザークラフトのいろいろな形を掘るポンチが錆びていたことだ。

リビングに上がってきたときには外は暗くなっていた。
夕方に町内の北の集落に住むSさんが蕗の薹をもってきてくれた。
山裾の集落はまだ全面的に雪に埋まっている。

       《明るい緑と香り高い蕗の薹 ・・・春の先取りだろうか》
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恵方巻きの日だと云うが  ムキに齧り付いてしまった

2010年02月03日 | 日記
2月3日(水) 曇りから雪 その後は 晴れたのか曇りかは定かでない

昨日までで社協や町民活動センター、たてしなエコ・クラブの会報の作業が一段落した。
今日からは家の中の大事業に取り組むことになる。
目覚ましを掛けておいたがそのベルがなる遥か前の暗い内から起きだした。
少々早いと思いながらも作業の段取りを朝飯前に済ませた。

ところが、イザ出陣と云う時に電話がなった。
棟梁からの電話で今日は雪が降っているかど~する?と云う。
朝からそのと景色を見ることがなかったが・・・・雪だ・・
棟梁が来たからと云って俺の仕事がらくなるってことでもないので、棟梁は後日、日を改めることにした。

俺にとっては『地下室大改造作戦』はこの3月までに決着させたいのだ。
其れには先ず、倉庫として荷物を云いてあるものを他へ移動させなくてはならない。
俺的な作戦は地下室に置いてあるものを2階の屋根裏部屋へ移動することなのだが・・・
           

思いついたら吉日と云うか一気に段ボールを抱えあげ、積み上げて2階へ運ぶ。
2階の屋根裏と云っても床面積で云えば地下室の10分の1くらいなものだろう。
午前中の作業で見た目は満杯になってしまった。
           

Мは朝からでかけたので昼飯は自分で作るものと思っていた。
地下室で作業を打ち切り飯の準備と思い1階へあがるとМが帰っていた。
恵方巻の日だからスーパーで買ってきたという。
東京ではこのような週間はなかったようだが・・・信州の行事なのだろうか?
西南西の方角に向いた海苔巻きを長いままホオバルのだという。
そう云う手順はともかく朝から休憩なしで働いたのでガブリといってしまった。
外は雲が割れて縞模様に影ができる雪景色ならでは美しさを見せてくれた。



昼休みもそこそこに地下室へもぐりこんで作業を始めた。
運びやすい段ボールは全て運んでしまったので、午後は重たい箱や形が不ぞろいのものを始末する。
ところが古びた段ボールの底が抜けそうなのでガムテープを剥がして開けて見ると瓶が詰まっていた。
いくつか同じような箱が並んでいるが・・・重さはどれも同じようでガムテープも剥がれかけている。
いつ頃から箱に入っているのか詰めてある新聞を見ると20年以上前のものだ・・・・
ゴミだしで瓶の回収のときも同じような絵柄の瓶があったように思うのだが・・・・
俺にと全く興味もないのものだが、これらの箱をそのまま暖かな2階に運び上げてよいのだろうか?
           

重たい箱を移動すると裏側から出てきた段ボールには懐かしい俺のラケットが出てきた。
今でもテニスラケットでウッドのものはあるのだろうか?
確か、トネリコの材でできているというので大切にしていたのだが・・・・
日の目を見ない地下倉庫でバッカスに守られていたことで再び出あうことができた。


水彩画や油絵、リトグラフなど好きなものを買い集めていたが、信州に来てからは余り飾ることもない。
家の周囲を自然に覆われているので、都会にいた時のように人工的なものが不似合いになっている。
芸術性の高いものはともかく・・・・箱に収めたまま2階へ運びこむと以外に場所をとってしまった。


働きづめで2階へ上がった時にリビングの時計を見ると5時を過ぎていた。
地下に戻ると時計を見てしまったためか急に作業は終わりだもう一人の俺が云う声が聞こえた。
直ぐに同意をして作業を終えることにしたが・・・・
明日は形のないものやバラのものが多い・・・・
どのような段取りにするかは・・・明日の心としよう。
           
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お伽の世界を醸し出す 僅かな雪の暖かさ

2010年02月02日 | 日記
2月2日(火) 晴れ  午前中に雲が多くなり 暖かな一日

昨夜、寝るころには雪もやみ月が雪面を照らしていた。
朝陽が昇り始めると軒先に下ったツララが美しく輝きだす。
ツララを姿を見せてくれる時間はわずかな時間だが、冬らしい風景に華を添えるものだろう。


太陽の全ての姿を見せ始めたころに集落のKMさんがトラクターに除雪ブレードを浸けて雪かきに来てくれた。
大型のトラクターで2往復するだけで俺の家に昇ってくる道の雪は綺麗にどけられる。


太陽にばかり機を取られていたので浅間山の報を見ると麓にはもっと月が積もったのかと思っていた。
太陽に照らされて雪から立ち昇る水蒸気がなんとなく景色をモヤッと見せている。
雪の後に風が無く太陽がでると天気は余り期待できるものではないと云う。


リビングの目の前に植えた桜の機は枝いっぱいに雪の花を咲かせている。
太陽が高く登ったところで雪面をキャンバスに見立てて影絵を演出しているのが美しい。


午後1時に社協へより明日町内全戸に配布する町民活動センター会報誌の印刷をした。
3000部の印刷だが当初は印刷屋へ依頼する予定だったが・・・・・
手作り感のあるものを作ろうと(無責任な発言)云う声があり備え付けのリコーの印刷機で始めたが・・・
具合が悪い・・・・紙面の一部が抜けてしまうのた。
昨日点検したばかりだと云うのだが・・・・
仕方なく、公民館の機械で印刷を済ませ、半分に折るのは機械に任せた。
あとは、配布する地区別の数に合わせる作業で全ての準備を終えた。

7時からのたてしなエコ・クラブのスタッフミーティングに間にあったが・・・・
ここでも会報の印刷したものを確認しながら会議を進めた。
1月13日の≪仲間とエコを楽しむ一日≫の打合せをしながらあっという間に時間が過ぎてしまった。
9時を過ぎてしまったが・・・・あとは明日の心としよう。
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雪が降る 久しぶりに大雪となるのだろうか?

2010年02月01日 | 日記
2月1日(月) うす曇り 浅い影がある 午後からは 曇り から 雪になった

午後一時に社会福祉協議会で町民活動センター広報誌の最終的チェックをすることになっている。
いろいろ思惑が重なり合ってデザインの統一や記事の内容がチグハグになっている。
昨夜も遅くまで編集をし直したが、PCの使い方にこれほど差があるとは思わなかった。
道具一式を持ち込んでの作業だが、玄関口で今までしっかり見ていなかった看板に目をやると・・・
広報誌のカットに使うにはよさそうなものだ。


建物に入ると二階へあがる階段の踊り場の壁面に大きな絵がかけられている。
“ボラントピアの祭りだ”とあり、福祉に関連する看板や幟を掲げた店のようなものが書かれている。
こういう時代がこの町にあったのかと≪今は昔に程遠いい≫ように思えた。
いつ頃のものなのだろうか・・・
事務室で打合せをしながら校正の段階の具体的な話を聞くと、デザインが漫画的、記事が適正でははない・・・そうだ。
初校の時に声が掛ったそうだが俺の処には全く聞けてこなかった。


一通りの打合せの後ボランティアルームにスタッフが集まり最終的な編集作業に入った。
パソコンを持ち込んでの作業も全員が画面を見て確認できるようなプロジェクターがないのが残念だ。
記事の組み換えに入ったが、パーソナルコンピュータ云うだけあって使い方が千差万別なので人が作ったものは慣れるまで大変だ。
デザインを変えて記事の差し替えも終えたところで外を見ると雪だ。
最終的に仕上げて片付けを終えたのが6時・・・
外に出ると俺の軽トラのシートは雪で覆われていた。


ボランティアの看板塔も普段はあまり目にとめることはないが、今日は雰囲気がある。
頂部に設けた聡明に雪がサンサント降る姿が映し出されていた。
          

山裾の集落まで来ると俺の家の専用道路かのように轍がない。
町の中よりもだいぶ量が多いようだ・・・このまま明日朝まで降ると除雪が必要となるのだろうか?
湿り気の多い雪は除雪機が使えないのが辛い。


ガレージ車を入れて玄関に入る時に来た道を振り返ると街路灯だけが光っていた。
雪は見ているだけなら良いのだが・・・・・


明日はまた、社協へ行かなくてはならない。
昼と夜、どちらも印刷の手伝いをすることになっている。
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仕掛け人塾と云う 昼飯大作戦

2010年02月01日 | 日記
1月31日(日) 薄い雲が広がるボンヤリとした一日

朝から二人して社協へ向かい5分前に会場入りしたと余裕で上履きに履き替えた。
しかし、会場に入っても人がいない・・・・事務局へ顔を出すと“早くからご苦労様です”と声を掛けられた。
今日の『仕掛け人塾』は10時集合だったようだ。
Mはその声を聞くや否や・・・直ぐに家に帰った。

定刻にはいつもの半分くらいしか出席者がいないが、「ふれ愛ネットワークの実践に学ぶ」と云うタイトルで始まった。


集落で人を集めてコミュニケーションで良いのは“食”の大切さが云われる。
昼飯を皆で作りそのメニューの工夫を体験しようと云うのが午前中のプログラムになっている。


ご飯にはうるち米にもち米を少々入れ其処へ水に浸してあった黒豆と果肉の多い南高梅を入れて炊きごみご飯を仕込んだ。
次にはメインディッシュとなる鶏の胸肉を紅茶で20分間煮てから酢+みりん+しょう油の浸け汁に浸すと云う≪鶏肉の紅茶煮≫を作った。


次からは3つの班に分かれて俺の班は「蕎麦サラダ」を作ることになった。
ニンジン、ホウレンソウ、モヤシに錦糸玉子などで飾る、彩の綺麗な副采となった。


別の班ではデザートの牛乳白玉入りのフルーツポンチと云うか白玉あんフルーツと云うのだろうか?
白玉を作る時に水の代わりに牛乳を使い、フルーツは桃の缶詰とイチゴ、バナナを使用した。
三つ目の班は豆腐団子汁で豆腐と鶏ヒキニクを団子仕立てにして和風の澄まし汁に仕立てた。


大勢で手分けして作るとあっと云う間に仕上がって片付けも同時進行で進んだので直ぐに昼飯となった。
全員が一斉に≪イタダキマス≫見た目の色の美しさと量的には多くないと思ったが・・・
食べているうちに腹いっぱいになってしまった。


いつもなら食べ始めてからアッツ写真トッテネ~ なんて思うのだが。。。
今日はコッソリト戴きます前に料理を勢ぞろいさせてパチリとしておいた。
鶏の紅茶煮はシチメンチョウのような歯触りでもう少し風味を工夫すれば美味しい料理となるだろう。
デザートまで進むうちに腹いっぱいという女性方は調理の方法など具体的な話で盛り上がっていた。


昼休みの後には茂田井地区のふれ合いネットワークの取り組みを離してもらった。
人口836人いる地区で世帯数は262戸だと云う。
80歳以上の高齢者が123名75歳以上は50名いると云う。
また、ふれ愛ねっとワークのスタッフは58名いると云う。

山裾の集落は17世帯人口は53名75歳以上の高齢者は5~6人だろうか?
規模が違う運営を聞くと夢のように思った。


全てが終わり発表者と話をすると人数の少ない集落はいいねえ~と云う。
田舎のふれ愛ねっとワークでも隣の芝生がよく見えるらしい。
コメント (6)
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