昨日の土曜日は忙しかった。それでNHKのドイツ語講座でドイツ語の歌の再放送をしているのだが、ちょうど「リリーマルレーン」だったのに聞き逃してしまった。残念である。
Vor der Kaserne, vor dem grossen Tor, stand eine Laterne und steht noch davor. -----と歌い出だされる「リリーマルレーン」はいつ聞いてもいい。よりによってこの日が忙しかったなんて恨めしい。
これは往年の名女優マレーネディートリッヒの歌として有名なのだが、その歌を最初に歌ったのはマレーネディートリッヒではないという。一種の反戦の歌かとも思うが、第二次世界大戦中に連合国側と枢軸国側の両方で好んで歌われた歌だという。憂愁を帯びた歌である。