物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

大資本の独走

2008-09-27 13:34:24 | 社会・経済

日本はもちろんだが、アメリカでは大資本が独走している。それを抑制するには市民の活動が必要になる。すぐ中流層から貧困層に転落するアメリカではそういう歯止めが利かないのだろうか。法律は議会でつくるし、アメリカは合州国といわれている。

ということは州の自治が進んでいるということである。昔何かのアメリカ映画で見たのだが、州境では隣の州に逃げ込めば、警察の追跡を振り切れるというシーンを見たことがある。そうだとすれば、合州国政府の問題もあるだろうが、州の問題が大きくはないのだろうか。

それにしても大統領選挙に資金を提供するのは共和党の場合には大企業だという。イラクに攻め込んだのはその資源の石油のためだといわれている。また、大統領のバックにはアメリカの石油産業があったとうのは公然たる秘密である。新自由主義と称する一派が大統領の側近としてまわりを取り囲んでいるといわれた。

現在ではそれらの人々の幾人かは失脚して入れ替わっているが、それでもまだその名残は残っている。ただ、私のわからないのは1期目の現在のブッシュ大統領が当選することはあったとしても2期目の再選ができたことが不思議である。

もっともそれも選挙の結果は僅差であったとはいうが、アメリカの政治における総取り性が現在の状況をつくっているらしい。それにしても歯止めが利かないのは理解ができない。それも貧困層が大いに増えているというのに。