E先生の夢を見た。E先生は物理では著名な方で、緻密な方である。著書も多いが、数理物理とか教育にも熱心な方である。
夢はE先生の秘蔵の研究ノートを見せてもらうという他愛のないものだが、どうしてこんな夢を見たのだろうか。ある仕事をE先生に頼まれたのだが、忙しくてできないでいるうちに他の方にその仕事を頼んだので、片付いたとの連絡を間接的にもらった。それで、少し負い目を感じていたのだろうか。
E先生とはそんなに親しくしているというほどではないが、2編ほど共著の論文を書いている。私の定年前のいくつかの研究はE先生の若いころにやられた論文と関係していたが、私の研究は地味なものであって、誰がそれに関心をもつだろうかというようなものである。
インドのある学者が海洋学者だったか地球物理学者だったかはよくは覚えていないが、自分の研究に役立ちそうだからという理由で別刷りの請求があったりした。