街はお祭り一色なので、AIC(赤池情報量基準)について書こうと思っていたのだが、急遽ご神体に話題を変えたい。日本国中小さなお宮が多い。土地の氏神様というわけだが、その氏神様にはご神体がある。
あるとき、親戚の人か誰かから聞いたのだが、その人が体験したご進退はある程度大きな丸い石らしかったというのである。これはお祭りでご神体を若者たちが奪い合うという行事の中での出来事だったらしい。もちろん、ご神体自身は布に包まれており、みることはできない。だが、触った感触ではどうも石らしいということであった。
これは伝聞にしかすぎないが、ご神体はあるところでは鏡であったり、あるところでは刀であったりするという。刀をご神体にしているところは伊勢神宮であったか、いつか新聞で読んだ気がする。
ご神体などとは有難がるのはどうかと思うが、いわばミステリアス(神秘的)なところがないと宗教というのは成り立たない。それで、ご神体というものを考え出した知恵者がいたのであろう。それが日本国中にその風潮が広がっていったということだろうか。