日本では気候の不安定が話題となっている。また、アイスランドの火山の噴火でヨーロッパ各国の空港が閉鎖されている。いずれも自然現象が相手なので仕方がないという見方がある一方で、人間の傲慢さを思いし知るいい機会でもある。またいかに航空便に人が頼っているかを知るいい機会にもなった。
鉄道や車による交通にいま頼らざるを得なくなっている。ずっと以前には航空便はまったくなかったのにである。このようなヨーロッパ全体というか世界全体の影響の大きさはチェルノヴィーリの原発事故以来であろうか。
また、宇宙ステーションに日本人が二人一時的にいるというようなニュースもあった。それは多額のお金のいることでもあり、それに見合った成果が得られているかはまた、事業仕分けの対象となることがあるかもしれない。
いずれにしても無駄なことをやっているかもしれないが、やはりむだというのもときには必要ではある。それがいまの宇宙事業なのかどうかはわからないが、そういった面はなんにでもあるものである。だが、そういう無駄をできる余裕をすでに失いつつある。