このところの天候の悪さで気が滅入る。雨が降っていなくとも雲が垂れ込めていて、陰鬱である。
3月になったので、春がもうそこかと思うが、寒さはまだまだである。もっともまだ寒いのだがエアコンの暖房を入れなくてもそれほど気にならなくなったので、やはり少しづつではあるが、気温が上がってきてはいるのだろう。
そういえば、3.11が近づいてきている。この日もラジオを聞いていたが、途中から地震と津波の警報ばかりになり、どうも災害が大きそうだったので普段は見ないテレビをつけてみたら、すごい津波がreal timeで中継放送されていた。これは15時15分ぐらいのことである。
ヘリコプターからの津波が陸地を襲う映像であったが、これはニュースとか他の放送でいやというほど繰り返し放映された。現実ではあるが、あまり何度も見たくはない映像である。
ドイツの冬は厳しくて首から上が雲の中にあるような陰鬱な天候が続く。それでその鬱憤はドイツ人なら誰でも知っているであろうか。カーニヴァルの前には少し気がおかしくなっている人も見受けられるという。カーニヴァルのどんちゃん騒ぎがそのウップンのいくらかを吹き飛ばしてくれるのだという観察をする人もいるくらいである。。
まさにそのような気のするこの1,2週間である。