物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

歯磨きは食後すぐにはしない

2012-03-20 16:43:37 | 健康・病気

私が子どもか学生のころには食事をした後にはすぐに歯磨きをした方がよいと教えられた。

ところが最近の研究では食後30分位して歯を磨いた方がよいとの結果が出ていると聞いた。これは口腔内の細菌の繁殖が30分後くらいに最高になるので、そのときに歯を磨けば歯磨きが有効ということらしい。

研究というのはいろいろなされるのものである。それで、毎食後3分以内に日に3回3分間歯を磨きなさいと教えられた(333運動とかいわれた)。その内の3分以内にということが30分ごろに変って来ているらしい。

歯ブラシの動かし方にしても私が大学に勤め始めたころにはテレビの番組で歯ブラシをローリングさせる方法だったが、いまでは振動法に変っている。歯科医院に行っても勧められる方法は歯ブラシを振動させる磨き方である。昔は振動法は歯茎を傷めるとかいわれており、ローリング法を歯磨きの方法として推奨されていたが、それでは歯垢が落ちないのかいつまにか振動法になった。

これは歯磨きではないが、生物での遺伝学として私の高校生のころはメンデルの遺伝学とルイセンコの遺伝学があり、生物の先生がどちらかが正しくはないのだが、現在はまでどちらが間違っているともいえないと授業で言われたことを覚えている。しかし、現在ではルイセンコの遺伝学が間違っているということは誰でも知っている。

こういうことは枚挙に暇がないほどであろうか。