午前中に用があって、久しぶりに銀行に行って待っていたら、BGMで知っている歌が流れた。精確にいうと歌の文句はないがメロディだけが流れた。
それが「アヴィニオンの橋の上で」で覚えている歌詞は
Sur pont d'avignon l'on y danse, l'on y danse シュルポン ダヴィニオン ロンニ ダンス ロンニ ダンス
Sur pont d'avignon l'on y danse, l'on y danse シュルポン ダヴィニオン ロンニ ダンス ロンニ ダンス
Sur pont d'avignon l'on y danse, toute en rond シュルポン ダヴィニオン ロンニ ダンス トュタ アン ロン
であった。
もっといろいろな歌詞が入っているのだが、私はもう覚えていない。
お坊さんがこのようにするとか兵隊さんがこのようにする (les soldats font comme ca) とかあるのだが、もう覚えていない。
昔、フランスへ留学したいと思ってフランス語を数年学んでいたことがある。そのころにいくつかのシャンソンを覚えたのだが、時間が経つうちに記憶の細胞が壊れてしまって残っていない。
かなり長いことRomanceという歌を覚えており、誰か知り合い方の結婚式で歌ったりしたことがあるが、それも今では曖昧になっており、覚えているがどうかもはっきりしない。
E大学で同僚だったWさんによれば、それはジュリエット・グレコの持ち歌の一つだとかで、「きちんと覚えておいたら、何かの役に立つよ」と言われたが、そのころは覚えていたが、今でも再現できるかどうか。
Ces mots charg'ee de romance, comme un matin qui sourit
C'est un amour qui commence dans le primtemps de Paris
Paris, qui n'est a personne, Je te le donne si tu veux
C'est un cadeu pour toi---------------????????
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(3.9 付記: 3月7日のテレビのフランス語講座を見ていて、上のParisをPariと綴っていたことに気がついたので、訂正した。英語ではParisと書いて、語尾のsまで発音するが、フランス語でも日本語でも最後のsは発音しない )
どうも怪しげな記憶では再現はとても難しい。これはNHKのテレビのフランス語講座で丸山圭三郎先生が担当だったときのシャンソンだから、これを覚えている方はおられてもかなりのお年であろう。
義父が昔の学生の頃に流行ったシャンソンのLPを買ってきて、聞いていたことがあり、そのシャンソン、「パリの屋根の下」だったかを歌えるようにというので、その文句を日本語のカタカナで書いてあげたことがあった。
その日本語のフリ仮名を使ってシャンソンを歌っているとは聞かなかったから、聞くだけだったのであろう。
でも若い画学生であった頃に流行ったシャンソンの懐かしんでそのLPを聞いていた義父はなかなかの洒落者であった。