表題のエッセイの草稿の入力が昨日ようやくできた。昨夕の「市民コンサート」が始まるのを待ちながらプリントアウトした原稿に赤字で修正を入れた。しかし、今日仕事場に来てその修正稿を見るとまったく気に入らない。
それはともかくとして、昨夜のコンサートは弦楽四重奏で、私などあまり音楽の分からない者にも楽しむことができた。
ドヴォルザークのアメリカという曲はなんどか聞いたことがあるが、やはり定番中の定番というだけあって、よい曲である。ベートヴェンのラズモフスキー第2番の第2楽章が私の気に入った。
昨夜は妻の知人は誰もコンサートには来なかったので、夫婦二人だけで楽しめた。
もっとも夕方の5時過ぎには夕食を県の中央美術館内にある、レストランで夕食をするからと、仕事場に迎えに来られたので、数学エッセイの入力が中途半端で中止せざるを得なかった。
ドイツ語のクラスの一員の、Yさんがご主人の転勤のために今月の半ばには広島に行かれるので、今晩は送別会がある。
(2012.6.8付記) 数学エッセイ「四元数と空間回転」は次々号の「数学・物理通信」(2巻3号)に発行(6月中)予定です。目的は私の納得ができていなかった四元数による空間回転の表示
u=q v \bar{q}
をできるだけ天下りではなく、導くことです。ここで、 q : 単位四元数、v, u : ベクトル部分だけの四元数
これは、このブログでもいつか書いたKuiperの書"Quaternions and Rotation Sequencces" (Pirnceton University Press) の記述にしたがったものです。
関心をお持ちの方は「数学・物理通信」の2巻3号の発行をお待ち下さい。なお、「数学・物理通信」は名古屋大学の谷村さんのサイトにリンクされていますから、検索すれば容易にたどりつけます。
(2012.6.27付記)上の付記では『数学エッセイ「四元数と空間回転」は次々号の「数学・物理通信」(2巻3号)に発行(6月中)予定』としたが、結局2巻2号に掲載された。関心のある方はインターネットで、数学・物理通信で検索をしてください。