ウィンブルドンのテニス大会が昨夜で終わった。男子は英国出身のアンディ・マレーの初優勝であった。
これはイギリス人にとっては77年ぶりの快挙だとかで、イギリス人の喜びようといったら、ひとしおであったようだ。
それぐらいイギリス出身のテニスプレヤーがウィンブルドンで優勝するということから遠ざかっていたということだろう。
昨年はアンディがフェデラーに決勝で敗れたのだった。昨年も決勝戦の放映を見たはずだが、一年も経つうちに忘れてしまっていた。
ナダルもフェデラーも番狂わせで敗れてしまったので、波乱に富んだ大会であったが、それでもシードNo. 1のジョコビッチとNo. 2のマレーが決勝で戦ったのは見ごたえがあった。
もう少しジョコビッチがマレーを追い詰めることができるかと期待したが、昨日のゲームに関してはマレーの素晴らしさが目立ったゲームであった。
女子の方はバルトリが優勝したがこちらも、危なげがないものであった。
ウィンブルドンの決勝戦ともなるとセンターコートのべースラインあたりの芝も剥げて来ていて、しばしばジョコビッチが足を滑らせるのを見かけた。
センターコートは来年のこのシーズンまで眠りにつくのだろう。